うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

乗り越しは戻れても乗り過ぎは戻れない

2014年07月17日 | 千差万別

Hさんもフェイスブックに書いておられますが、「米フェイスブックが投稿を操作 感情伝染の実験」という記事があります。
 ⇒ http://jump.cx/fbng

明るい話題の投稿があっても、それを減らすと、暗い話題の投稿が増え、暗い話題の投稿を減らすと明るい話題の投稿が増えるという、「ソーシャルネットワークを介した大規模感情伝染の実験的証拠」の話です。

光化学スモッグで、校庭でバタバタ生徒が倒れる現象も、どこか似ているところがあります。
誰かが倒れたり、おかしな行動に走ったりすると、その人の異状ではなく、その場が異常なのだと思ってしまうのです。
どこかで設備事故が起きると、その設備のそのときの状況によって事故に至ったのではなく、その設備を持っている会社がおかしいと思ってしまうのも、同様な感情伝染でしょう。

感情伝染は、危険察知には役立ちますが、危険への誘導にそれが使われると、とんでもないことが起こります。
「いいね」も「そうですね」も、元のところをよく見極めないタダノリは、迷惑の掛け合いになってしまいます。

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