パソコンを覚えてもらうには、ごく初心のうちは「繰り返し」を勧める。
少し使えるようになったら、「繰り返さない」方法を勧めなければならない。
繰り返しをすばやくというのはコンピューターのすることで、ユーザーのすることではない。
「過ちは繰り返しません」という、懺悔しなければならない加害者が涼しげな顔をしていて、苦しみに耐えた被害者が懺悔させられているような、不思議な言葉がある。
パソコンは、過ちでなくても繰り返さない、同じことをしないで済ませる。
これがパソコン使いの要諦だと思う。
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