うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

レジストリは団体客部屋だった

2012年05月24日 | 忘れかけていたこと

Windows は、部分部分で自分が扱いやすいように細かい設定ができる。
起動直後、最初に現われる画面、つまりテスクトップの色や図柄にしても、取り込める画像が無数にあることを考えれば、設定できる様式の数は無限大に近づく。

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Windows のこの設定は、ごく小さいプログラムによって行われる。
こうしようと決めたプログラムは、一度設定したら次の起動時に同じようにしてくれないと困るので、データのかたちで消えてなくならないところに保存しておかなければならない。
この保存場所は、ハードディスクという超高速で回転する円盤に設けられる。

ハードディスクにデータを保存するには、場所を区切って一つのデータは一つの部屋にという具合にしておかないと、呼び出すときに困ってしまう。
Aさんを呼んだのに、一緒にBさんも出てこられては、うまく仕事をしてもらうことができない。

1人客が10人来ると、10部屋必要ということになるが、団体客10人なら3部屋で間に合わせることもできる。
Windows の小さな数多くの設定データを、まとめて大きなファイルにしておけば、ハードディスクの部屋割りをうまく取り仕切ることができる。

まとめていくつかの部屋に入ってもらった団体客は、ガイドか幹事に一声かければ、みんなを呼び出してもらえる。

レジストリとは、こんな仕組みでデータを団体扱いにしたシステムらしいことがわかってきた。