うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

お座なりヘルプ

2012年05月10日 | 忘れかけていたこと

ソフトのヘルプには、そのまたヘルプが必要ではないかというものが多い。
ヘルプを求めるのはよくわからない人で、作るのはわかっている人だから、巧くかみ合わないのは当たり前なのだ、という言い分がそこにあるからだろう。
言い分と書いたのは「いいわけ」ではなく「いいぶん」のつもりなのだが、ここでおかしなことに気づいた。
「いいぶん」と「いいわけ」は違うことではなく、同じことを言う人側、聞く人側からみたそれぞれの呼び方だったのだ。

葉書ソフトで名刺まで作れるのがあって、それで名刺を作ってあるのだが、書き換える方法を知りたいという方がおられた。
作ったものなら簡単だろうとソフトを開いてその出来上がり画面が見えるようにしたものの、どこを探しても「編集」の入口が見つからない。
どういうふうにして作ったのですかと聞いても覚えてないという。

ヘルプを開いてさんざん探し回ったが、そこでも見つからない。
テンプレートを選ばせて、ごく簡単に作れるようにした葉書のソフトで名詞の作り方のヘルプなど親切に書いてはいられないという言い分が見て取れたので、やむなく降参宣言をして別の方法をお薦めしたが、多分お気に召さなかったであろう。
こちらも内心どころか満身忸怩、後で思いついたが、お座なりヘルプなどに頼らず使い方のサイトかFAQを見るべきだった。
今度機会があったらそこから再挑戦してみようかと今頃思っている。
出来の悪いヘルプに付き合っていると、こちらのすることまでお座なりになっていく。
これは一種の社会的弊害である、というのは「いいぶん」でなく「いいわけ」、ごめん。