うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

憂い挿アド

2011年12月22日 | 忘れかけていたこと

標題はウィザードのつもりだったが読んでいただけただろうか。
ワードの葉書ウィザードで椿事出来、はがきの表面に、宛先の名前が二つ出てきてしまった。

講習会での出来事で、その場で別法の実験をしてみた結果では、エクセルで作った住所録から読み込むと名前が二つ段違いに並び、ワードで作った住所録ならそうならないという。
だからと言って、ワードで住所録を作りましょうではいかにも芸がない。
差出人追加のときの並べ替えにも、抜き出し住所録を作るにも、ワードでは勝手が悪いだろう。


FAQにこういう答えがあった。
『差し込み文書タブの「文書入力とフィールドの挿入」の「フィールドの対応」で「姓」と「名」のいずれにも名前が自動的に挿入されているためです。
いずれかの項目の▼を選択して「(対応なし)」にしてください。』

二箇所に入れなさいと命令しておけばPCは正直にそれに従う。
エクセルの住所録を、姓の列と名の列に分けておけば二箇所に入るからちょうどよいのだろう。

何かの都合で「姓」と「名」を別々に登録するデータの作り方もあって、Web上ではそういう様式も見かける。
しかし、個人の住所録で姓/名を分割したデータは、作るのに面倒なだけで何も効用はない。

そのうえ、姓/名分割型では、3文字姓、2文字名などの場合、宛名の字配りが多分また崩れるだろう。
データ形式はなるべく単純なのがよい。

それにしても、この憂い挿アド、簡単に使えすぎては格が下がるとでも思ってか、何やかやと面倒なことが現れるように、うまく作ったものだと感心する。