ワードさんに「はがきウイザードがインストールされていません」と言われてしまったので、その手当てからはじめなければならない。
この窓には [いますぐインスト-ル] とお助けボタンもついているが、そのボタンを押してもインストールを始めた気配だけで、また「はがきウイザードがインストールされていません」と同じ窓が開く。
これでは自販機にすり減ったコインを入れるのと同じ、何度ボタンを押しても埒が明かない。
だめなことはだめなので、[キャンセル] を選ぶ。
するとご親切に、失敗を見越していたかのように説明画面が出てくる。やはりうまくいかなかっただろうと言われているようで、いまいましいが仕方がない。
「だめなときはこうしなさい」は、一見親切風だが、本当の親切ではない。
だめにならないように途中で歯止めをかけるとか、修正を促すようなウィザードにするとかしておいてほしい。
ユーザーは、プログラマーの考えたように操作をさらっと進めはしないのだ。
こうなったら説明どおりにことを運ぶより道はない。
1.ワードの左上の円い (Officeボタン) を押す。
2.下端に出てくる [Wordのオプション] ⇒ [アドイン]
3.また下端に出てくる [管理] で「使用できないアイテム」を選び ⇒ [設定]
4.「Word が正しく機能しない原因となる・・・」という脅し文句が現れる。
5.あえて躊躇せずに、下の欄にある「はがきウィザード起動プログラム」を選ぶ。
6.[有効にする] ⇒ [閉じる]
7.Word をいったん終了し、再び起動。
ここで Windows の再起動と間違えると時間が無駄になる。
さあ、これでまた「はがきウィザード」が動くようになった。
やれやれ、やはりこいつは手がかかる、言い訳ソフトは好かない。