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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

台風対策と米軍の訓練

2017-10-20 20:19:24 | 米軍・自衛隊・基地問題

 超大型台風の接近で、どこも台風対策に追われていることだろう。昨日19日は海上行動を中止し、朝からカヌーやテント、松田ぬ浜のフェンスに張ったバナーなどを片付け、台風21号に備えた。台風が去って波が静まるまでは、海上行動は休みとなる。

 辺野古沿岸部での工事も行われていない。25日の「海上座り込み大行動」に向けて練習に来た皆さんは、昨日はまだ海が荒れていなかったので、カヌーに乗って基本練習を行っていた。

 台風対策をしている間、辺野古集落上空をMV22オスプレイが何度も旋回していた。18日には高江で炎上事故を起こしたCH53E大型輸送ヘリが飛行を再開している。事故から立った1週間で、沖縄県民の怒りと抗議、反発など歯牙にもかけない。支配者然とした米軍の振る舞いを見れば、沖縄県民を守るためにいるのではないことが歴然としている。

 選挙を気にしている安倍政権も馬鹿にされたものだ。沖縄県警や海上保安庁は、こういう米軍に奉仕して、辺野古や高江で県民を弾圧していることをどう思うのか。米軍から給料をもらっているわけでもあるまいに。民間地域で米軍が事故を起こしても、沖縄県警や海保は捜査することもできない。目の前から証拠物件が運び去られるのを見ているだけだ。屈辱を感じないのか。

 20日は実家の台風対策に追われた。昼頃からは風も出てきた。皆さん、お気をつけて。

 


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