海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前抗議行動/不承認を貫く玉城知事を支持し、応援する座り込み

2023-12-25 22:54:51 | 米軍・自衛隊・基地問題

 25日(月)は午前11時57分頃にキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。

 35人ほどの市民がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて新基地建設に反対した。

 玉城デニー知事は設計変更不承認を貫き、上告の意思を示している。今ゲート前で座り込むことで、玉城知事の不承認を支持し、応援する意思を示したい。

 ゲート前の抗議行動は28日まで行われる。28日には国交相が代執行する、という報道がなされている。年末の忙しい時期だが、ぜひゲート前に来て、玉城知事の不承認支持と国の代執行反対の意思を示してほしい。

 26・27日は海上から抗議船による監視活動が行われる。海から抗議の声をあげたい人は、ヘリ基地反対協に申し込んで乗ってほしい。

 20台ほどの工事車両が入ったが、砂や砂利、セメントなど生コンプラントの材料と鉄板が搬入され、空のダンプカーも数台入った。

 クリスマスの日も抗議のこぶしを突き上げなければいけない沖縄の現実がある。日本人の大多数は、国の代執行を支えているのが自分たちだという自覚もないだろう。

 日米安保の負担と犠牲を沖縄に強要して成り立つ日本の「公益」とは何なのか。そのことへの自問や自省もない。

 こんな日本人たちに良いように利用され、食い尽くされないように、沖縄人は心してかからねばならない。

 国による代執行は、沖縄人の意思など考慮の必要もなく、犠牲の強要は当たり前だ、と宣言するものだ。

 これから沖縄人にとってさらに厳しい時代が来るが、負けてはいけないし、屈してもならない。

 午前11時頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 先週の木曜日からガット船が大浦湾に入っていないので土砂切れとなっている。

 土砂の投入は行われていないが、辺野古崎側やK4護岸沿いで土砂を積み上げる作業が続けられていた。

 午前11時41分頃に辺野古弾薬庫側から、午後1時18分頃に瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9護岸にランプウェイの姿はなく、K8護岸は空のランプウェイ台船・明神3号が先週の木曜日(21日)から接岸したままとなっている。

 N2護岸ではクレーン車とトレーラ―の姿が見えたが、作業内容は確認できなかった。

 ランプウェイ台船はすべて空の状態が続いている。

 午後1時21分頃、タグボートがスパッド台船を曳航して航路から大浦湾に入ってきた。

 スパッド台船は、以前K9護岸で使用されていたものと思われる。

 実家のポインセチアが満開で、花はクリスマスを祝っている。

 


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