写真は5月2日に撮影した美謝川切り替え工事の様子だ。
周辺の森の伐採と盛り土による整地が大きく進んでいる。
A護岸とK9護岸が完成したあと、その内側を埋め立てる土砂として、この一帯は切り崩されて利用される。
辺野古新基地建設は埋め立てによる海の破壊だけではない。こうやってヤンバルの貴重な森も破壊されている。
山止めの鋼矢板に沿って立坑から辺野古ダムをつなぐ川が新たに造られる。
辺野古ダム側の森の木々も伐採され、赤土がむき出しになっている。
辺野古ダムには汚濁防止膜が四重に設置されている。
汚濁防止膜の奥に新たに水路が造られ、美謝川の切り替えがなされようとしている。
上の2枚の写真は、辺野古弾薬庫の商業用ゲート建設工事の様子だ。
谷間だった場所が埋められ、整地作業が進んでいる。
手前の道路は新工事用ゲートから入った工事車両が、大浦湾や辺野古崎付近に資材を運ぶためのものだ。
かつてここは木々の茂る森や谷だったのだ。それを破壊して辺野古弾薬庫の強化も進められている。私たちの税金を使って。
いざ戦争となれば、ここは真っ先に狙われるだろう。
弾薬庫をどれだけ頑丈にしても、周辺の道路や港、滑走路を破壊し、弾薬の積み込みをできなくする。誰でもそう考える。