海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

案内:共通番号制の危険性を考える学習講演会

2012-01-13 17:51:15 | 住基ネット・監視社会


 2015年1月からの開始をめざして、政府は2012年の通常国会で共通番号制度の法案(マイナンバー法案)を提出しようとしています。すでに昨年12月16日の実務検討会で法案の概要が決定され、2012年度予算案には整備費として約67億円の予算が計上されています。
 仮に法案が成立すれば、2014年6月から個人と企業に番号が割り振られ、2015年1月から番号カードの交付が始まり、年金や確定申告などで利用が開始されます。しかし、ほとんどの市民にとって、共通番号制度といっても実態は知らない、というのが実情でしょう。
 市民一人ひとりに割り振られる共通番号は、年金や納税に使われるだけでなく、政府は広く民間にも利用させようとしています。国家による個人情報の統制、監視、プライバシー侵害の問題に加え、番号を他人が使う”なりすまし”などの犯罪、個人情報の流出などの危険性が指摘されています。
 日本弁護士連合会は昨年7月29日に〈「社会保障・税番号大綱」に関する意見書〉を発表し、共通番号制度の問題点を指摘し、批判しています。

http://www.nichibenren.or.jp/var/rev0/0000/7399/110729.pdf

 共通番号制度について知り、その問題点を考えるために、下記の日程で学習講演会を催します。多くの皆さんのご参加を呼びかけます。

◇演題 なぜ今「共通番号制」か?
 
◇講師 白石孝さん(プライバシーアクション代表)
 
◇日時 2012年1月14日(土)午後2時~4時
 
◇場所 牧志駅ほしぞら公民館3階「第1学習室」(那覇市安里、モノレール牧志駅連結)
 
◇入場料 無料
 
◇共催 住基ネット研究会・反住基ネット沖縄
 
 


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