4月も最終日となった。30日(水)はカヌー4艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。
カヌーチームは午前7時59分頃、松田ぬ浜を出発し、平和丸に乗って大浦湾に移動した。
午前8時10分頃、辺野古崎のK8護岸では、ランプウェイ台船2隻から仮置き用土砂の陸揚げが始まっていた。
午前8時40分頃、砂採取運搬船1隻(第十八太海丸)とガット船4隻(第八太海丸、進朋、聖嶺、第六十五天神丸)が大浦湾に入った。
第六十五天神丸は海上ヤード建設用の石材を積んでおり、他の3隻は大浦湾埋め立てに向けて辺野古側埋め立て工区に仮置きしている土砂を積んでいる。
カヌーチームは海上ヤード近くのフロート沿いで待機し、第六十五天神丸が石材を台船に移すために来るのを待った。
09時11分頃、第六十五天神丸が海上ヤードの建設海域に移動し、石材を投下するランプウェイ台船に接舷しようとするのに対し、カヌーチームはフロートを越えて近づいてくる第六十五天神丸に抗議した。
カヌーチームが拘束されたあと、午前9時20分頃から第六十五天神丸が台船に石材の移し替えを行っていた。
海保のゴムボートに乗せられ、カヌチャ沖に移動している間、大浦湾内の様子を見ると、砂利採取運搬船・第十八太海丸は長島から2番目のサンドコンパクションパイル(SCP)船の傍に行き、砂杭打設用の砂を移し替えていた。
他の3隻のガット船はランプウェイ台船に仮置き用の土砂を移し替え(瀬取り)していた。
長島に一番近いSCP船は砂を載せたクレーン付台船が横付けし、砂杭打設用の砂をSCP船に移していた。
海保から解放されたあと、大浦湾に入ろうとする第二陣のガット船2隻(第十八藤進、國喜18)にカヌーで抗議した。
米の価格高騰で悲鳴が上がっている。
その一方で、辺野古では私たちの税金を使って新たな米軍基地が建設中だ。
限られた予算を何に使うのか。辺野古新基地建設で浪費されている予算を、農業振興や教育、少子化対策に回せば、どれだけの市民が救われるか。
辺野古の海、大浦湾でいま何が行われているか。カヌーや抗議船に乗って自分の目で見てほしい。