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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

キャンプ・シュワーブ陸上部での作業

2016-06-25 22:26:14 | 米軍・自衛隊・基地問題

 25日は土曜日で朝、カヌー15艇で松田ぬ浜を出発した。船も5隻が出て全国から来た人たちの海案内などを行っていた。

 この間、屋上の防水工事をやっていたキャンプ・シュワーブの映画館は、足場が取り除かれていて、作業員が仕上げや片付けの作業をやっているようだった。ほとんど終了しているので、短く抗議をして辺野古岬の方に進んだ。

 辺野古岬を回って大浦湾に入ると、キャンプ・シュワーブの兵舎近くで,、クレーン車と高所作業車がそれぞれ2台出ていた。電線の取り付けやっているのかと思ったが、工事内容は確定できなかった。埋め立て工事との関連ははっきりしないが、注意が必要だ。

 米軍のリゾートビーの一角にブルーシートで覆った個所があった。何かの工事をやっているのか、海から見ている範囲では分からなかった。近くに沖縄防衛局員と思われる男が一人いて、双眼鏡で海の方を見ていた。

 ビーチの端にはフロートが山積みになったまま置かれている。弾薬庫下の小浜(くばま)まで漕いで状況を確認した。塩ビパイプでまわりを囲っているのは、ヤドカリが入ってこないようにだろう。生物の安全を確保しているようだが、そもそも埋め立ててしまえば生息環境は破壊される。これこそ欺瞞の極みだ。

 連日猛暑が続いている。帰りは平島で休憩を取り、海につかって体を冷やした。リーフ内の海水は温くなっており、今年はまだ台風が発生していないので、そのうち大型がやってきそうだ。入道雲が立ち上がり、沖合を雨が通り過ぎていくのを見ながら松田ぬ浜に戻った。

 カヌーを片付けたあと、テント2でカレーライスの差し入れをごちそうになった。有り難うございました。


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