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jazz and freedom and avenger

JAZZを聴きながら勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

MMカートリッジのハム 一発解消

2021-05-06 | お遊びオーディオ

 

偶には日頃、聴かないカートリッジでもと、PICKERING 625E2を装着すると、以前は出ていなかったハムが出た。チェックすると、他のカートリッジやもう一台のプレイヤーでは出なく、また、システムのアース取りに問題もなく狐につままれた感じです。カートリッジ✙リード線✙シェル辺りの接点不良としか考えられず、入念にクリーニングをして再セットを。

またブ~ンと、普段使っていないのでこのまましばらく放置しても不都合はないけれど、他に方策が浮かばなくスッキリしない。

やっぱり、取説は残してて置くものですね、ちゃんと対処の方法が書いてありました。

「グランド・ループ・ハム」と呼ばれるもので、⊖端子(青)にある帯金を外せば、ハムは消えると記述されている。早速、精密機械用ドライバーを差し込み取り外しました。

画像はリード線接続シールが一緒に剥がれて見苦しくなりました。

 

 

見易いように他のMM型カートリッジを例に。青の線が繋がっている端子の根元にある金属片です。

 

 

引き抜いたアース帯金です。ハムが消えました。こんな裏技?、今まで知りませんでした。え、皆、知っている!って、失礼しました。

 

 

やれやれと思ったのも束の間、明るく元気ある音は同じでもちょっと雑な感じが否定できず、もう一度初めから、セッティングをやり直しました。

ブラシは使わず、リード線はオーディオ・ファイルの純銀タイプ、針圧は1.1g、インサイドフォース・キャンセラーは1.0gで決まり。シェルはテクニカの定番モデルです。

 

 

自己満足、自画自賛ですが、予想外に良い音になりました。常用のオルトフォンVMS20EmkⅡやSHURE95HEよりいいかも。

先回のHIFIKINGのIECコネクターと今回のオーディオ・ファイルの純銀リード線との相乗効果が表れたのでしょう。カートリッジの出力に差がありますが、プリのヴォリュームの目盛りはいつもだいたい9時少し前ですが、この625E2では8時半強で充分です。小さ目の音でも芯があり、屈託のないアメリカン・サウンドはなかなか魅力がありますよ。

アナログはCDに比べ面倒な所がありますが、ちょっと手間暇掛けて相性を探し出すと、いい結果が得られます。

 



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3 コメント

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Unknown (Coo)
2025-02-05 23:43:18
SHURE M75EDで同じ現象になっていて、こちらにたどり着きました。確かにSHUREのUser Guideでは、「金属ヘッドがグランド ループ ハムの原因になっている場合は、グランド タブを取り外します」となっていますが、私が使っているのは樹脂製のシェル。他ではこういうやり方を見かけてなくて、まだ引き抜く勇気がありません…。どこでこの方法を調べられましたか?
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Unknown (avengerv6)
2025-02-06 11:09:02
コメントありがとうございます。
再度、取説のグランド・ループ・ハムを見ましたけれど、「この現象はカートリッジを金属製シェルに取り付けた時に起きる現象」とだけ書いてあり、樹脂製について言及されていません。M75EDは優れたカートリッジで好きな一つです。
このままではもったいないので、まず、勇気を出して引き抜き、それでもダメでしたら次にシェルを金属製に変えるのも一つの手と思います。
成功をお祈りします。
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Unknown (Coo)
2025-02-06 21:53:23
コメントありがとうございます。
残念ながらDP-47FなのでシェルがADC規格で、選択肢が限られるんですよね。最近中古でオーディオを揃え出したんですが、ヘッドシェルにそんな規格があるなんて知らず苦労しています^^; アームをグランドに落とせないかなとか考えていますが、それで駄目なら引き抜きます。
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