今年の年始は雑用、野暮用に追われ、ジャズをじっくりと聴く時間がなかった。
そこで、昨日、時間をひねり出し、夕方から‘Days’へ。
今回の目的は、ブログ仲間のお二人が年末と年始にupされた同じトロンボーンのフランク・ロソリーノの‘FREE FOR ALL’とアービー・グリーンのABC盤を聴くためでした。
残念ながら二枚とも揃っていませんでしたが、マスターが、まず、取り出した一枚は、ドイツ人のtb奏者がカルテットで演奏した作品。80年代半ばの録音で、伸び伸びした大らかな吹き方とスタンダードがメインなので好感が持てましたが、如何せん、まったく知らないミュージシャンでした。
で、グリーンのABC盤(ビッグバンドもの)の代わりにマスターが回したお皿が、ABCのもう一枚‘Blues And Other Shades Of Green’、メンツがマッケンナ(p)、レイニー(g)、ヒース(b)、クラーク(ds)というコンボものです。
マスターの話では、カヴァ違いが有ると言うので、調べてみると、コレでした(↓)。上のカヴァは見た事がありませんが、コレはあります。そして驚いた事に、これは、あのBurt Goldblattが手掛けたカヴァでした。
初めて聴いたこのアルバム、良いですよ!まず、アービーのtbの音色が素晴らしい!マスター曰く、「これが本当のtbの音だね」と。うぅ~ん、納得しますね。白人らしく、知的で優雅さえ感じさせる好内容ですね!チョット、狙ってみますか?相場はHow Much?
その後、回ったお皿は、
まず、CLIFFORD SCOTTの‘OUT FRONT’(PACIFIC JAZZ)
TOPのサンバ・デ・サンバのかっこ良さ、抜群!
続いて、BREW MOOREの‘DANISH BREW’(JAZZ MARK)
コレ、めちゃくちゃイイです!ホント! 1959年録音。
そして、BUD SHANKの‘& his Brazilian Friends’(PACIFIC JAZZ)
こりゃ、本場のミュージシャンでしか出せない味ですね。
シャンクが実におしゃれに聴こえます。とってもGooです!
今年のジャズ聴き始めは、
「いや~、参った!!!」