「パパはダメだよねぇ～」
最近、息子が（ママの同意を求めるような口調で）時々こんな事を言うのを耳にするようになった。
朝、嫁が息子を幼稚園に送っていく時の車の中で「ママはパサートが好きなのにパパが乗って行って、パパはダメだよねぇ。」
はたまた布団を敷くとき「パパの枕」の匂いを嗅いで「パパはダメだよねぇ。」とか言っているそうです。
おーいっ、息子よ。私が好きでパサートに乗っていくんじゃないぞ！パサートに乗るのは雨が降っていたり、駐車場の広さの関係で「ママが」アイに乗りたいって言った時だぞぉ！枕の匂いは、、、、、orzだけどさ。
息子はどれだけこっぴどく怒られてもママが大好きだ。夜寝るときにママがいないともう不安でしょうがない。
犬が群れの中で順位付けをするかのようにママを一番に順位付けしているのかもしれない。何しろ一日の上で一番長い時間一緒にいるのがママであるのは間違いない事実。ママこそが自分を一番守ってくれる「ボス」なのかもしれない。
それとも、、、私とママとの日常のやり取りから動物的な本能でどちらが「上」かを感じとっているのだろうか。
そしてママが一番なのはしょうがないけど、パパは自分（息子自身）より下の地位におきたい。いや、実際そう思っているのかもね。そんなことから「パパはダメだよねぇ。」と言うのかもしれない。
いや、もしかしてママの口癖？ママに同調する事で自分の地位を確保したいってのもあるのかもしれないね。
実際の力関係もそうなのかもしれない。私が気づかないだけ、あるいは気づいていても私が認めたくはないだけかも・・・。笑
ふとはるか昔、床屋で待ち時間の間によく漫画を見ていたのだが、それに掲載されていた「ダメおやじ」を思いだした。
あの当時はただブラックな内容だなぁくらいにしか思っていなかったのであるが、今はなんとなくあの漫画がわかる気がする。
鼻毛の出た「ダメおやじ」って漫画だけの誇張した話かと思っていたら、今現在、朝鏡をみて注意していないとホントに「鼻毛」ぴょーんと飛び出ている事があるのが笑える。
耳毛も嫁に時々注意されて抜かれる。まぁ注意されても生えてくるものはしょうがないし、自分では見えない。
少なくとも嫁が「オニババ」化だけはしませんように！
順位付けできるって事はKY（周りの空気を察知し読む）能力が順調に育っているって事でもあるかもしれない。将来、「長いに巻かれろ」的な生き方の方が出来るかもしれないのでそれはそれでいいか。
真冬にあえて冷たい激流にで飛び込んでしかも流れに逆らって歩いていくような私の天邪鬼な生き方は、、、大変だぞ息子よ。。。