熱燗飲むほど通じゃない。冷酒以外は興味なし。
ただひたすらフルーティーな日本酒を求めて。
暴飲族 ~居酒屋風一般家庭~
正雪 純米吟醸 山影純悦 山田錦

我が家は、インフルエンザで大変でした。
今日あたりからなんとか復帰。
家族全員、予防接種もしたし、状況は一緒のはずなんですが、ウィルス性胃腸炎のときのように、今回もまた僕だけセーフでした。
なぜでしょう?免疫力が強いのでしょうか?
さて、お酒の話。
ひさ~しぶりに買ってみました。正雪の山影純悦の赤ラベル。
生貯蔵酒って、意外とめずらしいですよね。でも、この山影純悦シリーズは、なんといってもこの生貯の赤ラベルが最高。
何年かぶりに買った赤ラベルは、やっぱりおいしい。
吟醸香は華やか。バナナっぽい軟らかな甘みと香り。でも、どこかすっきりしていて軽やか。
後味にまで残る、含み香のフルーティーさは、こたえられません。
そんなわけで、そろそろ普段通りの酒飲み生活に戻ります。
兵庫県産山田錦/精米歩合 50%。(製造年月 2010年11月)
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正雪 純米吟醸 山影純悦 吟ぎんが 5年熟成

口当たりのやわらかさも、さっぱりときれいな甘みも、いいですね~。
そんなにバナナ全開ではないけど、かなりフルーティーな吟醸香。
山影純悦シリーズは、赤ラベルが一番好きだけど、この吟ぎんがのオレンジラベルも捨てがたい。
ただ、ちょっとだけ熟成香がのっちゃってるかな~。5年は、やりすぎだったか・・・・と思ったら、大間違い。
忙しくて、3週間ぐらい放っておいたら、嫌な香りが飛んでる。
これだこれ。山影のオレンジラベルのフルーティーさ。
やっぱり、ときどき飲みたくなる味ですね~。
吟ぎんが/精米歩合 50%。(製造年月 2005年5月)
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パンツの日なので、磯自慢 吟醸 2年熟成
今年もやってきましたパンツの日(8月2日)。
パンツの日は、我々夫婦の結婚記念日です。
めでたいときは、仙台牛と決まってます。というわけで、おいしそうな肉を買って、

おいしそうな、すき焼きを作って、

そして、ほぼ2年熟成の磯自慢の吟醸を開ける。

吟醸なんだけど、香りだけに頼ることなく、独特の深みのある甘みに後半のボリューム感・・・・絶妙です。
これはホントに冷酒用のお酒ですね。常温に近づくと、若干、味が平坦に感じる。冷やして旨いお酒。まさに、我々の求めているお酒です。
それにしても、つい何年か前に結婚したと思ったら、もう8年も経っていました。今日から9年目。
毎年、パンツの日に嫁に言われるのが、
「よく、もった方だよ。」
なんだか、「今日で終わりだけど、振り返って年数を数えてみたら結構長いこと続いていた」的な雰囲気がただよっている言葉ですが、大丈夫でしょうか?
ブログのタイトルが、暴飲族から暴飲人に変わったら、1人になったと思ってください。
特A地区東条、特米山田錦/精米歩合 麹50%、掛55%。
(製造年月 2008年9月)
パンツの日は、我々夫婦の結婚記念日です。
めでたいときは、仙台牛と決まってます。というわけで、おいしそうな肉を買って、

おいしそうな、すき焼きを作って、

そして、ほぼ2年熟成の磯自慢の吟醸を開ける。

吟醸なんだけど、香りだけに頼ることなく、独特の深みのある甘みに後半のボリューム感・・・・絶妙です。
これはホントに冷酒用のお酒ですね。常温に近づくと、若干、味が平坦に感じる。冷やして旨いお酒。まさに、我々の求めているお酒です。
それにしても、つい何年か前に結婚したと思ったら、もう8年も経っていました。今日から9年目。
毎年、パンツの日に嫁に言われるのが、
「よく、もった方だよ。」
なんだか、「今日で終わりだけど、振り返って年数を数えてみたら結構長いこと続いていた」的な雰囲気がただよっている言葉ですが、大丈夫でしょうか?
ブログのタイトルが、暴飲族から暴飲人に変わったら、1人になったと思ってください。
特A地区東条、特米山田錦/精米歩合 麹50%、掛55%。
(製造年月 2008年9月)
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正雪 大吟醸 斗瓶取 3年熟成

最近は手を出さない高級酒ですが、3年前に買ってたんですね。
正雪といえば、バナナ系の吟醸香で有名なお酒ですが、個性的ゆえに苦手な人も多いかもしれません。
でも、僕はハマっちゃってるんですね~。日本酒を本格的に飲み始めた頃から、好みは全く変わらず、やっぱり冷酒マニアとしては、吟醸香は重要です。
で、このお酒、飲まずに香りをかぐと、うっすらと正雪らしい香りが。そして、口に含むと、ややシャープながら、バナナ系の香りがふわっと。
全体的に味わいはすっきりしているものの、舌の上ではトロッと流れ、原酒だけあって、3年熟成でも後味にはまだピリッと辛さが残ってます。余韻も長いですね~、飲み込んだ後も、この上品な香りがしばらく楽しめます。一口一口、じっくりといただくお酒ですね。
少し常温に近づくと、甘みとまろやかさが増して、旨さ倍増。日本酒は冷え冷えで飲むのが好きだけど、これを味わっちゃうと、もうこの温度帯でしか飲めません。
生貯というのも、めずらしいです。普段いろんな銘柄のお酒を飲んでても、たいてい、生詰か本生か2回火入れなので。
う~ん、最近飲んでなかったから、懐かしい~。と共に、なんだか、この香りをかぐだけで、まだ我が家に子供が生まれるなんて思ってもみなかった、嫁と2人で日本中で飲みまくってた頃のことを思い出します。
さて、もう少しして嫁が日本酒に復帰したら、また正雪も飲み始めようかな。
兵庫県産山田錦/精米歩合 35%。(製造年月 2007年5月)
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磯自慢 吟醸 しぼりたて生原酒

以前にも飲んだことがありますが、なんだか久しぶりに飲んでみたくて、つい買ってしまいました。
印象は、だいたい前に飲んだときと同じ。レギュラーの磯自慢に比べると、口当たりがやや荒々しいですが、封開けからちょっと置くと、だいぶ落ち着いてきて、飲みやすくなります。
生っぽさは結構あるものの、それほど抵抗感なく流れていきます。
酸味もほどよく効いていて、きれいめの生原酒といったところでしょうか。
さて、この勢いで熟成中の磯自慢も1本ぐらい開けたいところですが、やはり磯自慢の熟成酒は、嫁が日本酒の世界に復帰してからの楽しみに取っておきます。
特A地区産特米山田錦/精米歩合 55%。(製造年月 2009年12月)
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正雪 大吟醸 原酒 14BY

原酒だけあって、月日が流れても濃いっ。
なんと力強い正雪でしょう。
今は、香りは穀物っぽさがグッと引き下がり、地味ながらバナナ系の含み香が感じられます。ちょっと違うバージョンの正雪みたいな感じですが、結構おいしくいただけました。
原酒のアルコールに舌が慣れてくると、濃い中にもさわやかさが顔を出してきますが、でも、やっぱり濃い。
何年か越しかは忘れましたが、最終的にはおいしく飲めてよかった。
でも、やっぱり、この時代の正雪は、13BYと15BYが抜群によかったですね~。
山田錦/精米歩合 35%。(製造年月 2003年7月)
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磯自慢 吟醸 3年熟成

39歳ということで、獺祭の三割九分を買おうと思ってたんですが、買う暇がなかったので、ここは一つ、作戦変更。
ホシザキくんの中にある熟成酒を1本あけて、3.9合飲むことにしました。
お酒はこれにしました。久しぶりの磯自慢の吟醸。ホシザキくんの中での3年熟成です。
2006年の4月なんて、まだうちに子供ができるなんて考えてもいなかった頃です。そんなときに買ったお酒を、2人の娘の前で飲むとは、なんとも不思議な気分。
ドキドキしながら、封を開けて、まず一口。
ヒネとか熟成香は全くありません。ずいぶんスッキリしている第一印象でしたが、2杯目からは違いました。
飲みなれてきたせいか、味の細部までわかるようになり、特に後半の盛り上がりに気付いてきました。
たしかに最初の口当たりはスッキリしていますが、それだけではありませんでした。控えめな甘さの中にも磯自慢らしいチョコレートにも似た深みがほのかに感じられて、後味にはピリッというよりもジワッとした弱い辛さが出てきます。
香りもグッと抑えめで、全体的に落ち着きがあります。
これは、一口飲んで旨い酒、というよりは、かなり量を飲んでも、飲むごとにおいしさを味わえるお酒ですね。
というわけで、一応、8勺の利き猪口に0.5合と思われる量を8杯ほど、3.9合になるようにちょっと途中気持ち少なめに注いで飲んでみましたが、酔っ払いのさじ加減なので、超適当。
でも、この作戦、50歳で5合は飲めそうだけど、60歳で6合はきついかも。
特A地区特上、特米山田錦/精米歩合 麹50%、掛55%。(製造年月 2006年4月)
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磯自慢 特別純米 雄町55

ただでさえ、雄町のお酒が好きなうえに、大好きな磯自慢ですからね。
一口飲んでみると、当然ですが、旨いです。少しトロみもあります。
磯自慢のレギュラー品に多い山田錦に比べると、雄町ならではのインパクトのある味わい。でも、雄町にしては、酸味がそれほど目立たなく造られていて、チョコレートっぽい、上品な甘みと香りが印象的。
濃さはホントにちょうどいい。磯自慢に限らず、1回火入れって、好きですね~。
そういえば、磯自慢は、この間の地震の被害は大丈夫だったんでしょうかね。やっぱり、どうしてもそっちの心配をしてしまう。
岡山 雄町/精米歩合 55%。(製造年月 2009年2月)
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磯自慢 大吟醸 1年熟成

とにかく、陣痛が始まっても、もう1時間後には産まれてるっていうときでも、いつでも、「磯自慢の大吟醸なら飲める」とずっと言っていた嫁。
退院の日、味見程度に一口飲むだけですが、こちらの極上の1本を開栓。
もういうまでもなく、とんでもなくうまいわけですが、やっぱり、一番のお気に入りポイントは、この上品でふくらみのあるフルーティーさ。
吟醸香が派手派手というわけではないのに、メロンのようなリンゴのような味わいを感じさせてくれて、でも、甘すぎるわけではなく、さっぱりさわやか。
鼻に抜けた香りや後味が、完全に消えるまでの間、ずーっとカンペキに旨い。
このお酒は、チビチビとゆっくり飲もおっと。
さて、出産のための休暇などで、たまってた仕事もだいぶ片付き、来週ぐらいからは、普通の生活に戻れそうです。
そろそろ、日本酒もゆっくり飲めるかな。
山田錦/精米歩合 45%。(製造年月 2008年7月)
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正雪 純米吟醸 山影純悦 山田錦(赤ラベル) 3年熟成

僕は嫁の実家で過ごしたんですが、家からこれを持って行きました。正雪の山影の赤ラベル、3年熟成!寝かせる前から旨かったんですが、これが3年経つと絶品なわけです。
まず、赤ラベルといえば、正雪の王道ともいえるあのバナナ系の吟醸香。3年経ってもあの香りの広がりは変わりません。古臭い感じは全くなく、あくまでもフレッシュなバナナ。さわやかさを伴って、のどの奥までスーッと入ってきます。
この香りに加えて、見事なまろやかな味わい。ヒネずに3年熟成できると、こんなにまとまるんですね。前半はやさしく、後半は一瞬グッと盛り上がって、余韻を残して消えていく。僕にとっては、理想的な火入れのお酒です。こういうのを一度味わってしまうと、熟成にハマっちゃうんですよね。
相当うまかったらしく、紅白歌合戦を観ながら、気がついたら一人で6合ぐらい飲んじゃってました。他にもいただきものの日本酒を結構飲んだので、なんだかんだで8合ぐらい飲んじゃったかも。ちょっと飲みすぎですが、まあ、正月ですから、いいですね。おいしい年越しでした。
山田錦/精米歩合50%。(製造年月 2005年11月)
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正雪 大吟醸 13BY

原酒だからか、最初の口当たりは少し硬くシャープな印象もありますが、お猪口に注いでちょっとおくとすぐに落ち着きます。冷やしすぎるとダメなんですね。
濃さは残しつつ、きれいな味わい。さらに、ほどよい温度になると、まろやかさがかなり出てきます。香りは、強くはありませんが、さわやかフルーティー。フレッシュなバナナに、ややリンゴが混ざったような。
完成度高いですね。高級酒なのに、特に、後半、重心の低いグッとくる濃さ。飲み込んだ後には、香りが漂い続けつつ、甘さが一歩下がってきれいな酸味と苦味でさっぱりと締めてくれる。
7年熟成ということになるんでしょうかね。それとも8年?BYの計算って、ややこしいです。いずれにしても、かなり長めの熟成期間になりますが、ヒネ香はもちろんなく、古ぼけた感じが全くありません。僕にとっての理想的な熟成状態です。
おいしくいただきましたが、これは実はブログ開設当初に寝かせたお酒。そのとき、これと全く同じ13BYを1本飲みました。僕の正雪好きを決定付けた1本なわけですが、寝かせても、やっぱりさすがのうまさでした。
山田錦/精米歩合 35%。(製造年月 2005年3月)
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正雪 純米吟醸 山影純悦 緑ラベル 3年熟成

で、今回は、すっきりめの緑ラベルの3年熟成です。
香りは控えめなままですが、後半のアルコールの強さが少し強調されたように感じます。とは言っても、3年前のイメージですから、記憶はあやふやです。
正雪特有のバナナ香はほとんどなく、チョコレートに少し酸味を効かせたような、正雪にしては地味めな味わい。ヒネ香や熟成香は全くなく、3年は問題なくもちました。
でも、やはり劇的には変わりませんね。すっきりめの火入れのお酒ですからね。
3年前といえば、まだまだ熟成経験もなく、手探りで熟成をしていましたが、今ならもうちょっと濃いめのお酒じゃないと熟成用にしないかな。そういう意味では、まだ開栓していない、山影の赤ラベルの熟成酒に期待してます。ヒネてなければ、相当うまいだろうなぁ。妄想がふくらみます。
兵庫県産山田錦/精米歩合 50%。(製造年月 2005年5月)
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磯自慢 純米吟醸 2年熟成

のってるんですけど、さわやかさもあり。さっぱりフルーティーという表現がぴったりかも。
熟成はバッチリ効いてて、まろやか。でも、トロトロしてるわけではなくて、軽やかまろやか。もともと、硬い印象のないお酒ですが、完全にカドが取れてます。
でも、すっきりしたお酒というわけではありません。火入れなのに、結構な味の厚み。
さらに、控えめな酸味が甘みを引き立てていて、フルーティー好きにはたまらない絶妙なバランス。
うまいに決まってると、ハードルを上げて飲んでも、それ以上のうまさを味わえました。
出荷されてすぐに飲んでもおいしい磯自慢ですが、寝かせてもうまいですね~。
最近思うんですが、冷酒向きのお酒って、長期熟成もいいけど、ヒネないで安全に熟成するには、基本は2~3年かなと。もちろん、モノによりますが。
特A地区特上山田錦/精米歩合 麹50%、掛55%。
(製造年月 2006年4月)
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正雪 純米大吟醸 備前雄町 3年熟成

ヒネはないです。若干のトロみはありつつも、さっぱり感もある火入れらしい味わい。正雪の中では、地味なタイプになりますが、後味にはバッチリと正雪らしい伸びのある香りがスーッと抜けていきます。
そんなに甘みはないんですが、間違いなく辛さとは無縁のお酒。この辺は、熟成も効いてるのかも。
酸味が少ないので、ブラインドで飲んだら、僕ではまず雄町だとは気づきません。
冷酒以外で飲むなんて考えられないような、爽快感のあるお酒ですね。
そういえば、正雪の特別純米の備前雄町は、ピンク色をしているのに、この純米大吟醸の備前雄町は無色です。お酒の色って、何で決まるんでしょう?
岡山県産雄町/精米歩合 45%。(製造年月 2005年4月)
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初亀 純米大吟醸 滝上秀三 生 2年熟成

まず、栓が強烈にかたい。あ、それはどうでもいいですね。いや、もしかしたら、長期熟成を可能にするノウハウなのかも。
ま、それはさておき。約2年半、寝かせました。滝上の生でございます。
相当うまくて当たり前のこのお酒。案の定、相当うまいです。
やっぱりすごいのは、高級酒なのに、酸味を伴う輪郭のはっきりとしたこの味わい。単なるきれいすっきりの高級酒ではまったくなくて、結構インパクトがあります。生だから当然といえば当然なんですが、かといって、生っぽい風味は、そんなに強くない。
まろやかトロトロまではいかないまでも、ゆっくりと口の中を進んでいくなめらかな口当たり。艶のある、そして膨らみのある酸味と甘みも絶妙です。柑橘系のフルーツとチョコレートが混ざったような、でも派手過ぎない吟醸香を伴う甘み。フルーティー好きにはたまりません。うまいですね~。
ちなみに、我が家では、滝上秀三さん(=このお酒)のことをタッキーと呼んでいます。今、ホシザキくんの中でひときわ輝いているトップアイドルの1人です。
山田錦 東条町特A産/精米歩合 35%。(製造年月 2006年4月)
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