俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

スマホ子守

2013-12-06 11:04:06 | 勉強
今日のNHKのあさイチで「スマホ子守」についてちょこっと特集してました。
僕は個人的に思うんですが、あれ良くないですよ。

この年齢にもなると子育てに興味がわいてくる…なんてことはなくて(何、学校で教育学というか言語理論を教わったことです。

赤ちゃんって言葉を話すことはできなくても聞き分けることはできてるそうですな。
最初赤ちゃんが話す言葉(覚える言葉ではなくあくまでも話す言葉)はだいたい「ママ」「パパ」ですね、世界的に見ても。
あれっていうのは赤ちゃんは歯がはえてないから発音可能の音域が限られていて発音してみるとわかりますが、「まぁまぁ」「ぱぁぱぁ」って歯や舌先を使わない音で構成されてます。
そのために子供から一番近い存在である父親、母親をさす単語は世界的に似てくるそうですな。(パパ、ママ、ちち(てぃてぃ)、はは(ふぁふぁ)、ママン(フランス語)、ファーター(ドイツ語))
最初はなにがママでなにがパパなのかわかってませんが次第に区別するようになりますね、こっちがママという存在でこっちがパパという存在と。
だから、発音可能の音域が限られているものの、赤ちゃんはたしかに聞き分けていて、さらに耳から入ってきた情報と目から入ってきた情報を処理して外部を認識をできているらしいですよ、単純に表現ができないだけで。
(もっと具体的に言うと日本人が聞き分け苦手な英語もLとRの発音もこの時期にしっかり聞かせ続けると聞き分けられて発音もできるようになるそうですよ、実験によれば)

つまり逆にいえばどんなに子供が小さいからといって、話せないからといって、こちらから話しかけなくていいわけじゃないということですよ。
子育て用語にサイレントベビーという言葉があるそうですが、赤ちゃんが親からのコミュニケーションが不足することが原因で笑わないし、泣きもしなくなるそうですね。

ということはですよ、親の息抜きで喫茶店やファミレスで子供にスマホだけ渡している状況は赤ちゃんにとっては非常によろしくないわけですよ、言語学的にもコミュニケーション論的にも。
もちろん、表現力の乏しい現代人の申し子みたいな子供を育みたいなら話は別ですが…。

要するにスマホを使って子守りをするのが問題ではなくて、スマホだけに任せてしまうのが問題なんですよ。

スマホのアプリを使うことで色彩感覚や空間感覚はかなり養われるのだろうけど、そこに言葉が入ってこないといけないということですな、言語学的には。
さらにスマホから言葉が流れることも重要ですが、赤ちゃんは目の前にいる人間の口の動きも目で見て真似てるはずなんですよ。そうじゃないと音の違い聞き分けていても発音の仕方は身に付つけられんですよ、音声学的には。
加えてスマホだと赤ちゃんに対してコミュニケーションを介してなにか条件付けする(泣く→親が来る→なにか解決してくれる、言葉を発する→それを親が誉める→言葉を発することは気持ちいいことだと感じる→より言葉を発する)ことができるわけじゃないですから。

いやぁ。子育てって大変ですね。まさに子供は親の鏡なんですなぁ。
そう思うと子育てに疲れても頑張る気になるでしょ?親が頑張っただけ子供も頑張って育ち、その頑張りは愛情になるわけで、愛情は子供に伝わるんですね~素敵でしょぉ~(尾木ママ風。

※27歳無職独身のおっさんの小噺です

パパ(中国語も漢字で書いてパパと発音)、とと・ちち・お父さん(日)、ダディ、ファーザー(英)、パピィ・ペール(仏)ファーティ・ファーター(独)、アッパ・アボジ(韓)、ファー(デンマーク)、ポー・クンポー(タイ)、ババ・ペダル(ペルシャ)、パー・パパーシュカ(露)、ボー(ベトナム)

ママ(中国語も漢字で書いてママと発音)、はは・かか・お母さん(日)、マミィ、マザー(英)、ママン・メール(仏)、ムッティ・ムッター(独)、オンマ・オモニ(韓)モア(デンマーク)、マー・クンマー(タイ)、ママン・マダル(ペルシャ)、マー・マーマチカ(露)、メー(ベトナム)

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