俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

どうする?どうなる?

2008-11-28 21:42:41 | ATOP
もう一度生まれ変われるなら何に生まれ変わりたい?という問いに友人は言うわけである。「もう一度自分自身に生まれ変わりたい」と。


別にYOUを茶化している訳じゃないよ。最近はその言葉を考えていたんだよ。もう一度生まれ変われたら何に生まれ変わりたいか。君が調子乗って言ったのを差し引いても、君が考えている…どちらかといえば感じたその気持ちは、私がどんなに手に入れたいと願っても届かない境地だと思ってさ。正直、うらやましいよ。君の人生や状況がうらやましいんじゃなくて、君の自分自身を受け入れられる心の強さに。それが強さじゃないっていうなら、深さや自然体といってもいい。私にはさっぱりそういうところが足りていない。


たぶん私は私自身のことが好きじゃない。こういう時点でちがうんだろうな。君は自分自身を客観視なんかしないだろ?私のつまらないところは自分を客観視してしまうところだ。世の中では自分自身を客観視できることが首相も言う通り、賞賛されているのだろうけど、それは社会とつながっているときにおいてだけだ。人間一個人に戻ったとき客観視する必要はないはずだし、ましてや過小評価をしたり、卑下する必要はない。


私は客観視してプラス・マイナスをはかり、マイナスに追い込むことで被害者ぶって逃げているんだと思う。できない、足りないを言い訳にしているだけで、やろうとしない。失敗することに対していつも逃げ道を用意している。そんな卑怯な自分を自分で誘導しているにも関わらず、自分が恥ずかしいとも思う。客観視を客観視する。これほどつまらないことはない。


だから、もう一度生まれ変われたら何に生まれ変わりたいかっていう質問に答えたときに「もっと根性ある人間に生まれ変わりたい」って答えてしまうんだ。


本音なんてここ数年こぼしたことなんてないね。いつも言ってることは嘘じゃないけれど、本音から限りなく遠い位置にある気持ちだろう。嘘とは言えないけど本当でもない。結局、本当の気持ちをどこか遠く押しやってしまって、自分自身には知らんぷりして、他人には知ったかぶりしている。だから内心焦っていても平気な顔をしている。本当は夢や願いがあるのだけど知らんぷり、外では平気で「ない」と答えてしまう。興味あるのに興味ないふりしている。


どうなっちゃうんだろうな、私。

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