俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

道徳の授業

2004-11-13 00:25:53 | 今日この頃
 ”はやかわくら”にあった道徳についての日記を読んで、今の学校の道徳教育の紹介ページを実際に読んでみた。うーん、悪いとは言わないけど薄っぺらいよね(汗。こうこうこうしますよ、とは書いてあるけど、実際はどうなのかは書いてないし。前校長時代の道徳はハッキリと書いてあって内容はともかく方針はハッキリしていた。まぁしかし、書いてあることから判断するにより実践的になったと思う。でもいちいち高等学校学習指導要領から抜粋してくるのはうざいんじゃないかな。後ろ盾がほしいのかもしれないけど、どうなんだろう…それはマイナスイメージじゃないか?到達目標っていうのが物寂しく感じる。
 扱う内容は実に申し分ない。私が語れば膨大な量になることは間違いないであろう内容ばかりだ。たとえば第2回の国際理解教育はなぜ必要かというものでは、諸民族の文化(「風習と生活」)を理解することがねらいで、到達目標がユネスコ憲章前文に明示されている「平和の心」を理解させることを目標とするとなっている。うーん、ねらいがそれなのに、題名がそれか…。思うんですけど、まず自分の国の文化もろくに分からない生徒に他の国の文化教えられてもね。第一うちの学校の生徒の大半は倫理観のかけらもない人種の集まりだし、そんなこと押しつけられても『うざい』って感じるだけじゃないかな…。だからまず愛国心とはどういうもので、愛国心を持つことが平和の心への第一歩何ではないだろうか。まあ、悲しいことに、我が国・日本では愛国心は絶対的なタブーですがね。すぐ右翼だとか言われるし。ともかく自分の国を知った上で他の国のことを学ばなければ意味がないと私は思います。これだから政治はおもしろい。