元*おばドファイターのブログ

ジュニアバドミントン、卒業しました。
オトナのバドミントンはボチボチ。
今は、仕事と子育てと動物とビールと。

努力

2009-12-10 12:56:11 | Weblog
努力だけでは、うまくいかないこともある。
どんなにがんばっても、手に入らないこととかな。

人生は、平等じゃないんだよなあ。
自分はちっとも恵まれなくて、人ばっかりシアワセそうで、たまらないなあ、なんて気持ちになっちゃうこともあるわなあ。

・・・あるんだけど、人をうらやんでも仕方ないのもわかってんのよね。
ヒト様だって、「シアワセそうに見える」だけで、その実、すんごい努力もしてるだろうし、他人が知らない苦しみも持ってるだろうし。

世の中、努力だけで手に入るモノは意外に少なくて、運とか巡り合わせとか、もう神にでもすがるしかないようなことばっかり。
神、信じてないけどな
ああ、もし死後の世界なんかがあるとしたら、「仏」はもしかしたらいるのかも・・
いや、どっちでも変わらないんだけど

ときどきメゲてしまうけど、それでも元気に前向いてやってかないといけない。
努力はしないと、運が巡って来ても、つかめないからな。
宝くじは買わないと当たらない・・・みたいな

あたし自身、あんまり運はいいほうじゃないからこうして打たれ強くなったけど、娘たちには強運を持っててほしいね。
・・・って、親なら誰でも思ってるか。

前にも書いたけど、バドミントンは努力が結果に出るから大好きだ
「練習は裏切らない」って誰かが言ってたよね。
ただぼんやり練習しててもダメだけど(ダメなんですのよ、ジュニアの皆さん)、意識を持って練習して努力してれば、必ず結果が出るね。
やりがいがある。
すばらしいね
スポーツもセンスや体格で差がつくダロ、っていう意見もありましょうが、スタート地点がちがうってだけで、スタートしてからの進路は努力なんだな。
そりゃ~センスが優れてるヒトはちょっと努力しただけで進んじゃうモンなんでしょうが、なんかこう、精神面で得られるモノが少ない気がするよね。

芸術分野って、スタートもゴールもなく、確実なルールも客観的なレベルもなく、人それぞれの主観性の出会いで形作られていて、・・・・・・底なし沼のように深くて、コワイ
多くのヒトに認められれば、それが成果。
頼りは、自分がソレを好きだという情熱だけ。
自分の中から何かを生むんだが、その自分自身こそがつかみどころのないブラックホールで、これまた頼りなく、コワイ。
今日のすばらしい自分と同じレベルは、二度と出せないかもしれない。
自信をなくせば、すべてが消える。

上娘は女優を目指しているみたいだが、その道のりがものすご~~~く険しいことは見えている。
親は、本人の気持ちに寄り添って、応援することしかできない。
本人より喜んだり落ち込んだりするんだけど、本人には見せられないわ。

どこの世界にも、親の方が一生懸命になって、我が子の気持ちや才能や追い越して引っ張ろうとする親がいるけども、それがどんなに我が子の未来をつぶしているか、わかってきた。
我が子が周りに認められないのは、周りに見る目がないせいだ、指導者がなってないせいだ、というモンスターペアレントがよくいる。
そんなに才能があふれてんだったら、周りがほっとかないって。
小学生までのコドモの親に多いのかな、と思う。
小学生までは、どの親だって我が子にものすごい才能が隠れていると思うモンだ。
それがだんだん成長して世界が広がるにつれて、「あら?もしかして、フツーレベルだったのかも・・」と気づく。
早く気づいて、いや、そもそも一生懸命がんばるのは親の方じゃなくて、その子自身だろう。
せめて、ジャマをしない親でありたい。

下娘は、まだ迷子
(・・・長いな・・
何をしたいのか迷子になっちゃって、何もやる気が起きないでいる。
まだ10歳だから、見つかる方が珍しいんだけど。
例えば、バドミントンなんか、あたしがコーチやってるせいであっちこっちに練習に出て行く機会がある。
・・・でも、やる気が出ない。
か、かわいそうに・・・
そんなときは、ムリはさせないでいる。
最低やるべきことはやらせるけど、それ以上は、本人のやる気がないと身にならないんである。
まだまだ幼く「得意なこと=好きなこと」ってだけでやってるモンだから、スランプになっちゃって上達が止まると途端にやる気まで落ちちゃうね。
「それでも上手くなりたい=本当に好き」なんだろう
何かに向かってがんばってるときって、毎日が充実してるモンだ。
下娘も、何か見つけてくれるといいですが。

母、ちょっと疲れ気味ですが、なにしろ打たれ強いモンで、前向きにがんばってます。

今できることを、最大限努力するのみ。


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2 コメント

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深いな・・・ (こがっち)
2009-12-11 00:43:34
自分の中から生まれてくる何かを、芸術的に表現できる術を持たない私にとっては、私という人間そのものがつかみどころのないブラックホールで・・ 自分と違う主観の持ち主と出会いぶつかる度にもともと根拠のない自信も、控えめな情熱も泡となって消えてしまう。 40を目前にした今でも、‘自分は一体どうしたい?!’という方向性的なものが見つけられずに未だに迷子の気分で・・。それでも、一日は始まってしまって、やりたい事よりやらなきゃならないこと優先で、自分の情熱って物に言い訳ばかりをして努力を怠っていた結果なのか・・と、また迷う。  何かこう・・もっと自分を信じてあげなきゃな・・と。
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泥沼並みの深さ (よしもとりえ)
2009-12-16 16:53:48
自分を好きでいられるよう、自分を鍛えてやらねばならん。

自分の欲望に向き合って、ごまかさないで生きていかねば。
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