ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

水稲直播き栽培を断念

2013-02-20 | 米づくり(にこまる)
というか、現在のところ直播栽培は無理なようです。

実は今年、農機具メーカーの依頼もあって、
試験的に一枚の田んぼだけ直播栽培をやってみる予定でした。





ところが、よく考えてみると、
従来の移植栽培と直播栽培を同一地域で混同するのは不可能なんです。
水管理が一緒には出来ないのです。

つまり、移植栽培でいう田植え(移植)の時期に
直播栽培では播種(種蒔き)するわけで、
両者は約15~20日の生育の差があることになります。

移植栽培では中干しの時期になっても、
一方は分けつの最盛期で一番水を欲しがる時期であったり、
同じ品種であっても出穂時期も異なり、刈り取りの適期も違ってくるわけで、
田んぼから水を落とす時期も当然変わってきます。





実際のところ、
自分の田んぼだけまったく別の水管理をすることは不可能なので、
地域ぐるみで取り組まないといけないのです。

少しずつでも苗づくりを省略して、
低コストに繋がるものと期待したのですが・・・



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