国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査をめぐり、
鹿野農相は23日、長崎県諫早市内で中村法道知事と会談し、
検討していた4通りの開門方法のうち、
湾内の調整池の海水の流出入量などの影響が最も小さい
「制限的開放」を実施する意向を伝えた。
開門時に必要となる農業対策費などは82億円と、
4つの方法のうち最も少ない。
農林水産省は2012年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む方針。
鹿野農相は会談で、制限開門を選んだ理由について
「防災や営農、漁業への影響が最も小さい」とし、理解を求めた。
これに対し、開門に反対の立場をとる中村知事は
「断じて承服することはできない」と強く反発した。
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「制限的開放」であろうと開けるからには
完全な農業対策を施してからでないと絶対反対です。
去年、国はどうして地元に何の相談もなしに上告断念したのか。
これも“菅政権”の思いつき政治主導の置きみやげになっています。
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