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ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

寒い~~!!

2022-02-25 | じゃがいも(デジマ)
今年は雪がチラつくことはあっても
積もることはなかった長崎です。

それでも厳しい寒さが続いていましたが、
ようやく明日から少しは暖かくなるという。







雲仙普賢岳は年末から冠雪したまま。





天気は晴天の日が続き、
植え付けには最良の条件でした。







畝づくりもサラサラの土で楽勝。





ただ、マルチ掛けはサラサラ土ではやり難いので、
むしろ雨待ちをすることもしばしば。

この時期、南岸低気圧で北部九州は、
ちょうどいい頃あいで雨が降って土が流出する心配もない。





のんびりといい休憩期間となったのは間違いなく、
足腰が悲鳴を上げることも少なかった。







ようやく春作ジャガイモの植え付けも
マルチ掛けまで全てが終了し、
あとは発芽するまでの一ケ月間は様子見。

明日からは気温も上昇して暖かくなるそうで
大量の花粉が飛び出す前で助かった。





結局田んぼの種イモ増殖栽培も
この倍の面積を追加植え付けしました。

秋の必要量の種イモが確保したらJA出荷も可能。

昨年の干ばつで不作だった秋作、
今度の春作で挽回しないと・・・





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只今、種イモ準備中

2022-01-23 | じゃがいも(デジマ)
只今、次の春作に向けて種イモの準備中です。





例年、春作の種イモは、
昨年の秋作で収穫した自家取りイモになるんですが、
画像は一年前の画像を使用しています。





まずはいつものようにひとっ風呂浴びてから。
勿論、冷たい水風呂ですが。

ジャガイモの疫病予防で表面の雑菌消毒です。

特に今回はそうか病の予防を含めて・・
もうオハギは要らない。





こちらは、今年の秋作の種イモに用いるため
増殖栽培するデジマの種ばれいしょ。

肌が黒いのでお判りだと思いますが、
今年も北海道産を仕入れました。

昨年は北海道も干ばつで収量不足とかで、
半分の量しか届いておらず、
残りは自家取りイモを補充しなければならない。







早速、きょうの雨に合わせて
種イモ増殖用の植え付けを終え一安心です。




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こんなん出ましたけど

2022-01-15 | じゃがいも(デジマ)
この秋のじゃがいもです。





干ばつで土が乾燥し過ぎたせいか
そうか病といって人間で言うと皮膚病みたいなものです。

皮を剥くと全然食べられますが、
こんなに深くてイモ全体に広がっているのは初めてでした。

よく例えられるのが
「まるでオハギみたいに・・」


さて、
それでは次は何に見えますか?











このイモ、見方を変えてみると・・







まだ他にもいろいろ出てきたので、
写真撮っておけば紹介出来たのですが・・・

どれも自然のなす技。


今年はほどほどにお願いしますよ。



令和3年産 特別栽培米「にこまる&ぴかまる」セット

一番嫌いな作業

2022-01-07 | じゃがいも(デジマ)
農作業の中でも一番危険な作業。

同じ圃場で同じ作物を連作をする場合は、
連作障害を防ぐため一般的に土壌の消毒を実施します。

わが家ではジャガイモの二期作に伴い、
都度土壌を消毒しています。

土壌中の細菌を消毒するには気化ガスを使用しますので
残留農薬の心配はまったくありません。

ただ、周辺の動植物を含め自分の健康を害する可能性もあり、
作業するうえで細心の注意が必要なんです。





作業時間も制限があり、
午前中に終えなければいけません。

よって外はまだ暗いうちからの作業開始となり、
ヘッドライト装着しての作業は細心の注意を払います。





この時期の早朝の時間帯は、
強い冷え込みで降霜、霜柱の朝となるケースが多い。

幸いにも今回の南岸低気圧の通過前日だったこともあり、
そこまで冷え込むことなく作業も容易でした。





お昼前には2枚で約40アールの鎮圧作業を含め、
ジャガイモ畑のリセット作業は終了しました。

携帯の歩数計を見るとなんと2万7千歩の表示が。

どうりで・・・

休憩した後は足が棒のように。




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日の出前から日没まで

2021-12-27 | じゃがいも(デジマ)

朝7時半、ジャガイモ畑に出勤。

この時期は作業する時間も極端に短い。





当地では8時過ぎた頃に普賢岳から日が昇り、





そして夕方5時を過ぎると
日没と同時にすぐ暗くなってしまう。

この間で収穫作業をしなければならず、
今回は『イモ拾い隊』の応援も二日間だけだったが
収量からしてその必要性もほとんど無かった。





先日、秋作ジャガイモの収穫をすべて終えました。

今まで経験したことのないくらいの少ない収量で
なんと力の入らない収穫作業だったことか。





翌日は朝のうちは天気も良かったので
一気に畑に残った茎葉の後片付けをしていると
午後を過ぎたあたりからポツリポツリ。
夜から雨のはずではなかったか。
水稲生産組合の会合の予定もあり、
濡れ鼠になる前に撤収したことだった。

【今回の教訓】

一、今度こそはと天気を期待しない。
一、二度フラれたら即対処。
一、天気予報を当てにし過ぎないこと。



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こちらも収量不足

2021-12-19 | じゃがいも(デジマ)
来年の秋作に用いる種イモを獲るために
今度の春作で増殖する種ばれいしょが北海道から届いた。

毎年、種イモ更新で
仕入れているのが「デジマ」と「ニシユタカ」です。





原種イモから獲った北海道産の種ばれいしょです。

言い回しが悪いのかな、
何か煩わしくて分り難いかと思います。

分かり易く書くと


原原種芋 → 原種芋 → 種ばれいしょ →→ 増殖 →→ 種イモ
(北海道) (北海道)  (北海道)   (九州春作) (九州秋作)


普段、種イモに使っている芋は、
原原種芋から4世代下の玄孫(やしゃご)になるということです。

余計分かり難くなったかも?



デジマ


ニシユタカ


毎年、北海道産の種ばれいしょを
デジマ3ケース、ニシユタカ2ケース仕入れているのですが、
北海道も今年の干ばつで収量が少なかったらしく割り当てが半分だとか。

足りない分は
自前でこの秋作から確保しなければならない。


う~~む!!




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収量が少ない~!!

2021-12-16 | じゃがいも(デジマ)



ジャガイモの収穫にはいってから
穏やかな収穫日和が続いていましたが、
きょうは冷たいまとまった雨になりました。

この雨、もっと早く欲しかったというのが本音です。

ジャガイモの収穫も終盤になりましたが、
今ひとつ力が入りません。





上の画像は2列のように見えますが、
その両側を含めた4列を掘り起こしたイモとなります。

今秋の干ばつの影響で小イモが多く、
枯れてしまったところもあり、
例年の半分収穫出来ればいいほうで1/3程といったところでしょうか。





また、乾燥し過ぎた土のせいでそうか病も見受けられ、
外見的には入念な選別作業で対応出来ますが、
品質的にもいま一つ自信を持てないところもありそうです。

そこで、不本意ではありますが、
本年も直売を辞退させていただきたいと考えております。

年末の進物用に予定されている会員様も多く、
昨年に続いての辞退ということで、
大変ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。


申し訳ございません。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。



ジャガイモの収穫

2021-12-08 | じゃがいも(デジマ)
もうこれ以上待っても期待出来そうにない。





きのうジャガイモの試掘してみたところ
全体的に小ぶり傾向は仕方ないが、
思っていたより育っていたので収穫に入ることに。





さすがに収量は期待できないだろう。





今秋の記録的な干ばつで、
ジャガイモは育ちきれていないどころか、
場所によっては枯れてしまっているところも。





本来、デジマは一株につき長男だけが大きく育ち、
次男、三男・・・は小ぶりというのが通常だが、
今年は尚更全体的に小さく見える

昨年は二度にわたるゲリラ豪雨、
今年は逆に干ばつで雨不足の年となった。

このところの天候異変、
一体いつになれば安心して生育出来る環境に戻れるのだろうか。




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降ったら降ったで・・

2021-11-14 | じゃがいも(デジマ)
このところの度重なるちょこちょこ雨で
なんとか地中まで水が行き届いた。

それはそれでジャガイモにとって喜ぶべきなのだが、
果たして復活できるものか心配だ。





これからの対応を
近くの県の馬鈴しょセンターで伺う。

確かにセンターで栽培中のジャガイモも
今年の秋作で花芽が付いたらしい。

茎の新芽が生きていれば
今後立ち直る可能性はあるとのこと。

いつもの勢いは無いかもしれないが、
茎から養分をもらいながらイモは大きくなっていく。

あとは早霜に遭わないことを祈るのみ。


雨で一週間ほど中断したままになっているが、
午後から天気も安定しそうで蕎麦の刈り取りへ向かった。




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満足出来たかな・・

2021-11-11 | じゃがいも(デジマ)
この時期、一度にまとまった雨というのは期待できないが、
ようやくここに来て小さな雨雲が次々に通ってくれて、
通り雨のかたちで畑にも潤いが出てきた。





ただ、もっと早い時期の雨だったら
恵みの雨と言っても良かったのだろうが、
時すでに遅しの「冷たい雨」になってしまったところも。





雨水は地中まで届いているのだが、
中には力尽きてすでに枯れてしまったのも。





しかし、ほとんどは先日の強風にも耐えて
心なしか茎も太くなったようで逞しく感じられる。





今年の干ばつの影響か、ジャガイモに異変が・・

秋作ではジャガイモの開花はほとんど見られないのだが、
普段開花しない品種も開花して品種を間違えたかと思うほど。

干ばつで早く子孫を残こしておかないと・・・と思ったのだろうか。

収穫まではまだ一か月程もあるというのに
すでに葉色も変わってきているところもあり、
もう何時でもどうぞと言わんばかり。

地中はどういう状況なのか心配。

まだ焦らなくてもいいのでゆっくり大きく育って欲しい。




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