新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

9日ぶりに二人救出!!

2011-03-20 17:51:28 | 防災関連
他局では放送していなかったのですが、偶然点けた5時のNHKニュースで、「9日ぶりに二人救出」のニュースをやっていました。
宮城県石巻市で捜索中の警察官が、瓦礫の中から80歳の女性と16歳の少年を救出しました。
二人は衰弱していますが意識はあり、呼びかけの答えたとの事。
ちょうどTVをつけたとき、あの青い警察ヘリで、救助員が少年を抱えながら牽引ロープで吊り下げて機内に運び込むところでした。そして石巻日赤病院へ搬送していきました。

先日の8日ぶりの場合もそうですが、どんな状況で発見されたかそしてそのサバイバルの様子をぜひ聞きたいところです。
警察はたぶん生存者発見から、遺体捜索に切り替えていたと思うのですが、ぜひこの情報を震災区域全体に伝え、より一層の細かな捜索をしていただくよう願いたいです。

決死の放水も重要ですが、生存者救出も続けてお願いいたします。

神様、生存者が埋もれている瓦礫の場所を、近くを歩いている捜索者に教えてあげてください。
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消えていく画像とカラーグラビア

2011-03-19 18:14:26 | 防災関連
たまたま寄ったコンビニで、本来月曜日発売の「週刊現代」を購入しました。発売日が祝日の場合前日になるのですが、緊急性を考えて今日土曜日発売したようです。

カラー・モノクロ・特集105頁の特集になっています。保存第1号です。

震災後TVで延々と現地の惨状が流されました。でも流れてしまうのです、画像が。で、取材の対象が被災者の方に移っていいってしまいます。
この週刊誌のグラビアでじっくり現地の惨状を見ると、その物凄さに戦慄を覚えます。物凄い数の犠牲者がいたのでしょうが、TVでは放送されないようにしていたのでしょう。本誌では、崩壊した家のなかでマットレスの上で毛布に包まれた状態で二日後に発見された女性、自宅の階段の下で横たわっている男性、瓦礫の中からゴム長の底が見えていて赤い目印がつけてある犠牲者。1万人以上の方が亡くなっているという現実を、はっきり読者に見せ付けています。

また上空からの広範囲の冠水の写真や焼け跡、住民二人がスーパーのカートに老人を乗せて水の中を運んでいます。十数頁の写真は全て紹介したいくらいです。
本文記事も、TVでは紹介できないようなルポや背景紹介の記事が続いています。もちろん政治家のどたばたもです。読み応えのありそうな記事が延々とありまして、これから読む事になりますが、一つだけ読了した記事があります。
仙台に住んでいる(知りませんでした)伊集院静氏の寄稿が読ませました。
記者でもなくレポーターでもなく学者先生でもない小説家が、仙台で震災に巻き込まれその生々しい被災状況と、被災者側から政府や報道機関に対する気持ちが書かれています。

TVは瞬間瞬間の情報です。すぐに消えてしまいます。最新の情報といった印象を持ちますが、かなり薄っぺらい情報だという事が良くわかりました。それも

ここで、先日紹介した千葉の知人から電話がありました。液状化現象でガスと水道が止まっていたのが、今日の工事で開通したという知らせでした。

今晩全て読んでしまいます。
ポストも文春も読んでみたいです。
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放射線物質の測定の公開について

2011-03-17 17:57:57 | 防災関連
今週1週間は、東日本大震災関連記事を続けたいと思います。

今日の夕刊フジ他によりますと、在日外国人の「東京脱出」「日本脱出」が進んでいるそうです。逃げ帰る本国のある国は、当然国民に本国にとりあえず帰国するように呼びかけるのは当然かもしれません。
各国は日本政府に本当のことを言ってくれと問い合わせているが、窓口の外務省の応対がさらに不信感を高めているそうです。『自己責任を取れない国家』とみなされつつあるそうです。

そうなりますと、関東地方に飛来する放射線物質の数量がどの位なのか関心を持たざるをえません。しかしながら、この場合の公的機関からの発表数値は、パニックを恐れ修正される可能性があります。

そんなときでした。昨夜、被爆についてとても強い関心を持っている事務所から、関東地方で民間で放射線測定をしてその数値を公表しているネットを数箇所教えてくれました。どのような目的で数値を公開しているのかハッキリしないところもあり、また自宅からあまり遠いところでは意味もありません。茨城県でも1時間単位の数値を公表しているようです。
自宅から20キロはなれた所で、自宅で自動観測しているのを公表しているところを見つけました。

考えてみれば、そこで異常数値が出たときにはたぶん自宅でももう間に合わないでしょうから、知ったところで遅いとも思います。
ただ、すぐには症状が出ない事象ですので、『大丈夫、大丈夫』と言われた時に自分自身で覚悟をする判断材料にはなるかもしれません。

先ほども申しましたが、公開している人物も目的もはっきりわからない以上、責任を持てませんので皆様に軽々に紹介することは止めます。関心のある方はネットで探してください。


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仙台空港再開のために

2011-03-16 23:13:09 | 防災関連
今この記事を書いているのは、3月16日23時です。

先ほどNHKのニュースでこんな事を言っていました。

仙台空港は土砂がかぶってしまって使い物にならなくなってしまいました。空港にはフラットな広い空間がありますので、整備してヘリコプターの発着が出来れば物資の輸送に大変便利です。

一方、仙台空港は東北地方で一番長い3000メートルの滑走路があります。この半分でも整備できれば、自衛隊の輸送機が着陸でき、物資輸送に効果があります。それで国交省が整備の検討を始めたところ、米軍がこれを聞きつけて機材を運び込み今日半日で1500メートル整備してしまったとの事です。
機材を積んで輸送機が強行着陸したか、大型ヘリで機材を吊り下げて搬入したか不明ですが流石です。

敵地に橋頭堡を築き部隊の上陸を助けるのは軍隊の基本的能力の一つです。敵地へ侵略をしない事になっている自衛隊では、訓練項目にないのかもしれません。

考えさせられます。しかし、原発が治まる事を願わざるをえません。福井県に物資を搬入してきた民間トラックが、放射能が怖くて引き返しているそうです。
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食料の買出しで

2011-03-16 18:14:38 | 防災関連
二日分くらいの買い置きに一寸追加したりしながら、過ごしてまいりました。電池も水も最近購入した分があり、さらに幸運な事に計画停電でも停電担当区域には入らずに済んでいます。

野菜などがなくなってきたのと、金を下ろそうかと最寄り駅まで出かけました。途中のGSはガソリンが切れ、営業停止になっていました。出がけに車を確認したところ満タンにしてから180キロ走行しています。まずは大丈夫ですが逆に地震後走行していません。動かしておく必要があると考えていますが、隣接市町村の計画停電をチェクしする必要があります。

十時過ぎに駅前スーパーに到着しましたが、1階食品フロアーは入場制限です。2階の衣料品や薬、3階の雑貨や書店はフリーです。
行列に30分くらい待ったでしょうか、入店してみて驚きました。野菜や果物が山積みです。鮮魚や肉売り場も棚から食品が溢れています。TVなどの報道とまったく違った様相にとても驚きました。まるで年末の売り出しのようです。干物関係は冷凍庫から出してきたのかとも思いましたが、野菜の多さには驚きました。普段どおりの野菜を購入、買いだめは止めました。

店内放送によりますと、流石に「米」「食パン」「牛乳」等は数量制限されており米は売り切れでした。また、ハムソーセージなどの保存のできるものもほとんど売れていました。また、惣菜コーナーも午前中なのにかなり売れています。保存の利くものを購入した上で、今日は惣菜で済ませようという知恵なのでしょうか。

緊急ではないのですが、切れそうなオリーブオイルも買ってしまいました。普段より1割くらい多かったでしょうか、久し振りにレジ袋2袋になりました。
このスーパーは中堅スーパーですが、自宅近所の同程度のスーパーと比べてその充実に驚いたのです。

それから現金支払機に寄ったのですが、計画停電のためという事で停止になっていました。現実には区域ですが停電は免れているのですが。

ガソリン以外は問題がありませんでした。

それよりも何よりも、福島源発大丈夫でしょうか。現場の技術者は極限でしょう。
自衛隊も消防もそうでしょう。東電の其の他地区の原発の技術者の応援は出せないのでしょうか。彼らの自発的申し出はないのでしょうか(「おうえん」と打って「応援」と入力できないのは何故でしょうか)
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お粗末な記者会見

2011-03-15 18:02:22 | 防災関連
東京電力の原発関連の記者会見は、なんでしょうか。ひどすぎる。お粗末過ぎます。
ペパーを記者に配布するのに汲々として、記者会見が始まると画面が切り替わってからのあの間延びした時間はひどいです。
さらに会見者の広報担当の中には、その配布されるのを待つ間薄笑いで私語を交わしています。

考えなければならないのは、この記者会見の中継はその後世界に配信されているという事です。日本にいる外国記者も見ているのです。世界中が緊張して注目して、固唾を呑んで見ているのです。
原発の事故の会見なのに、世界トップの電力会社の記者会見が普通の会議室です。東電の本社ビルには記者会見場がないのでしょうか。広報活動を軽く見ている証拠です。

昨夜の会見で言いますと、5枚程度のペーパーのヘッドを読み上げる事(それも聞き取れない発声で)で数分で終わりです。これならパートのおばさんでも出来ます。

記者から内容の数値について聞かれても、担当者はその数値が5枚のペーパーの何処に書かれているか見つけられないのです。三人でこそこそ書類を捜しあっているのです。これが東京電力の本社の広報担当者の現実です。
思ったのですが、彼らは1度くらいは源発の施設を見学に行ったのでしょうか。入社してからずっと本社の広報を担当し、まったく現場を知らないのではないでしょうか。

福島県庁の廊下の壁際で記者会見している(一人で記者たちを相手にしている)福島原発の広報担当のほうが、よほど気の利いた会見をしています。

数字の羅列と、法律根拠にこだわった文章を読み上げるだけの会見では、記者の質問に満足に答えられていません。3日もたてば記者たちも多少は勉強します。そして、会見の数分前の放送で何が話題になっていたかも知らないで、当然その事象が質問されるだろうと予想も準備もしてきていません。

そんなこんなのドタバタと言いますか情けない会見が、ズーッと画面に流れているのです。昨夜は流石に局のキャスターや解説の先生方やOB方もあきれて苦笑していました。現場の皆さんの技術が、広報のレベルとは違う事を願わずにいられません。

会社上層部も原子力安全院も官邸も、なぜあんなみっともない会見をさせているのでしょうか。
苦笑した解説者が言っていました。『東電には原発の事象を説明できる優秀な人がいるはずなんですがねえ』

それにしても、これ以上悪化しないように神に祈ります。
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計画停電ほか

2011-03-14 16:21:53 | 防災関連
わが山荘の地区は、第5グループに入っています。二転三転のいい加減な記者会見ですが、17時から19時の計画停電実施の可能性が高いとの事です。

各グループの地区割り当てをごらんになると、なぜこんな風に複雑に分類されているのかとお思いでしょう。たぶん思うに、送電線の系統に沿っての停電だと思います。変電所から出ている送電線の総送電量を計算しての停電ではないでしょうか。
支線の変電所をまとめて幹線の送電線の送電量から分類しているのでは。という事は大きく分類して、5ルートの幹線送電線ルートがあることになります。

常備の懐中電灯のほか、キャンプ用のろうそくランタンを念のため古いザックから出しています。それから当時のヘッドランプも出しました。乾電池は十年以上経っているので交換が必要です。
あれ、ろうそくに着火するライターかマッチを探さなくては。私はタバコを吸いませんから。
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地震報道を見ていて

2011-03-13 18:11:35 | 防災関連
被災地の皆さん心よりお見舞申し上げます。

ボランティアとして何か出来ないか考えています。許可がでたら現地へ行くか、それとも関東地方で必要とされている事はないか。

朝からずっと報道番組を見ています。局によってコメンテーターの人選がまずかったり、あるいは大変判りやすかったりと日頃からのネットワークの張り方の違いでしょうか。某局の自前のコメンテーターが、悲観的と言いますかマイナス方向のコメントを引き出そうと大声で話す人がいましたが、見苦しいです。

昼夜放送ですから、メインキャスターの休みの間に借り出されたアナウンサーの一般常識のなさや勉強不足が露呈していました。
救助ヘリが隊員を降下させるためロープを垂らしたところ、大きく揺れているので現場のレポーターに向かって『現地は風が強いのですか?』と聞いていました。コメンテーターが苦笑気味に「あれはローターの風の影響です」といっていました。そんな事も知らないのか。五つも六つもあったのですが、控えなかったので忘れました。

彼らはほとんど知識がないのでしょうか、コメンテータの解説に会話が出来なく、解説をなぞるような重ね言葉のような会話しか出来ません。

原子力安全院の会見はまったくお粗末ですね。言質をとられたくないのか専門用語でくどくどデス。
それに最新の会見はなんですか。
通産省と原子力安全院ともあろうところが、発電所の原子炉の建屋のパネルあるいは画像データを作ってないとは。先ほどの説明の画像は冊子のコピーに拡大でした。それも白黒で。笑ってしまうのは、原子炉の断面図の上に、いかに原子力発電は家庭に役立つかという冷蔵庫などのカットがかかれていました。大笑いです。

官房長官は良くやっているのでは。彼はどこかで記者会見術を勉強しているのではないかな。古い政治家にはない会見ですね。不安を持たせないようなテクニックを使っているように思えます。
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「ベンチに腰掛けていました」 被災お見舞

2011-03-12 16:41:20 | 防災関連
大地震、大津波に被災された皆様、心からお見舞申し上げます。
頑張ってください。


朝から被災の状況をTVで見ています。ブログを書く気持ちになれませんが、それも駄目だと思い何か書きます。

そのとき私は何をしていたか。
神奈川県東部の県立公園にいました。1日歩いていたので一休みと、駐車場脇の芝生のところにあるベンチでジュースを飲んでいました。
背中が何かモゾモゾします。しっかり腰掛けているとベンチに当たる体の筋肉の動きを感じる事があります。何時まで経っても背中の動きが止まりません。その内動きが大きくなりました。地震だと、気が付きました。船の甲板のベンチのように動いています。離れたところの電線が大きく揺れています。とまっていた鳥が逃げ出しました。
駐車場の車が大きくグラングラン上下に動いています。近くのお宅からガラスの割れる音と悲鳴が聞こえました。後ろの公園の茂みから一斉に鳥たちが飛び出しました。

それでも1分くらいでしょうか。古い我が家の室内がどうなっているか心配ですが、こんなに大きな地震ですと余震も大ききく、車で走行も出来るかも気になりました。
車で小1時間かかりますが、途中でもはっきり地震で揺れているとわかるほどの余震がありました。

我が家は幸い棚のDVDが落ちたくらいで済みました。千葉の幕張に近い所に住んでいる友人宅は、住宅の周辺の道路が液状化現象で砂が吹き上げひどいことになっているそうです。住宅も傾いているかもとも言っていました。ガスと水道が止まっているそうです。不思議な事に住宅前の公園の水道は生きているそうで、そこで水を確保しているといっていました。

頑張ってください。
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佐々淳行著「彼らが日本を滅ぼす」

2011-03-10 17:52:08 | 読書
少し残念でした。心にふれる本はほとんど発行当日かその近所で購入していりました。なのに本書は第2刷で発見したのです。


さて皆さん、漠然とこの日本の状況を心配されているのではないでしょうか。そのもやもやをばっさり断ち切って解説して、さらに提言しているのが本書です。
「国防」と「外交」の緊急提言をぜひお読みください。
わが国はどうなっていくのでしょうか。総理大臣の側近議員が日本国領土を他国に渡そうとしています。

その場しのぎの政府の対応について危惧を感じている人だけでなく、その他皆さんが一読される事を望みます。

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