新鹿山荘控帳

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久しぶり、トルコの綿菓子「ピシュマシエ」

2015-07-17 18:02:22 | グルメ
トルコの陶器を頂いた時に、久しぶりにトルコの綿菓子と言っていい「ピシュマシエ」を頂きました。
このピシュマシエは、知人がトルコから帰国するという連絡を得た時に買ってきてくれとお願いしていたのです。

私がお返しとして考えた、香川県のばいこう堂の和三盆の干菓子に通じる、はかない口どけのお菓子です。


昨日紹介したミニボウルに入れてみました。ここには3個あります。撮影用に入れたのでありまして、湿気を吸わないように容器に入れて冷蔵庫で保管しています。何せ貴重な3個です。

御存じない方に説明しますと、「ピシュマニエ」は綿菓子とそっくりで蜘蛛の糸のような細い砂糖の繊維がゴルフボールより一寸小さめに繊維が纏められているのです。ただとてもほろほろの塊ですので、私は箸でつまんで食べております。

ふわっと口の中で溶けるお菓子です。綿菓子よりも更に美味しい秘密はピシュマニエは小麦粉とバターが含まれていて、ときにはピスタチオの粉が上にトッピングされているところだそうです。ただそのピスタチオの粉末がどれかよく分かりません。塊の上に緑が買った粒粒が載っているのがそれでしょうか。

茶色に見える塊は、チョコレートがコーティングされています。これは今回初めて食べました。しっかりコーチングされているのが不思議です。
舌の上ですぐに溶ける砂糖菓子なのに、あの熱いチョコレートに漬けてどうやってコーティングするのでしょう。

関連サイトで「ピシュマシエ」の製作過程が紹介されていますが、数人の男性の力仕事です。それでいてこの繊細な綿菓子ができるのが、驚きです。

さて一昨日頂いた3個の「ピシュマシエ」たぶん今夜、全英オープンゴルフの中継中には最後のチョコレートを食べてしまいそうです。
猛烈に甘い砂糖菓子ですから、このくらいでいいのでしょうか。

蛇足ですが日本の綿菓子との舌触りの違いについて、考えてみました。
日本の綿菓子は、溶けた砂糖をマシンで回転して吹き飛ばして空気を含んだ綿状の塊にするのですかね。
トルコの「ピシュマシエ」は現地の動画によりますと、溶けた砂糖の液体を3人から5人くらいの男性が小麦粉を引いた盤の上で何度の何度も引っ張って、細い細い繊維に仕上げるようです。ですから箸でつまむと、ほろりとくずれた塊の繊維が一定方向に並んでいるのです。
舌の上で溶ける瞬間の感触で繊維の方向が感じられるのです。


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