新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

ヤマガラとエゴの実

2018-10-03 18:02:52 | 里の鳥
調節放流がそれほどでもなかったので、ダム周辺を何時もの周回コースで巡察してから駐車場に戻りました。この日は駐車場はガラガラでした。
ふと思いついたのが、「ヤマガラとエゴの実」です。昨年の今頃撮影した樹を思い出し近寄ってみました。
遠目にも駐車場の外の森から、駐車場に植えられたエゴの樹に向かって数羽のヤマガラが、頻繁に通っています。駐車場の出口近くに車が集まっていて、ガラガラのこの日はエゴの樹には1台も車がありません。当然付近に人影もありません。7~8ブロックに駐車帯が区分され、その境目を通路として設計されており、通路に2メートルくらいの樹木が間隔をあけて植えられています。所々にはベンチが。

エゴの樹は枝が密集しており実がびっしるついています。ヤマガラがその身を採りに来ると枝かぶりがひどいのです。周囲に人影はなく近づけませんのでエゴから2本離れたベンチに腰掛け、そこに植えられた木の幹に隠れて撮影することにしました。





小グループで飛来してエゴの実を咥えて森に帰っていくのです。頻繁に通ってくるので森の巣で食べるというより、冬に備えて身を集めているのではと思ってしまいます。
そんななか、森に戻らず単独で枝に止まってっしきりと木の実を食べている個体がいます。エゴの実をよく観察すると、薄緑色の果肉が付いた小さなサクランボのような実と、果肉が割れて中からこげ茶色の種が見えているのとがあります。
そのまま直にその場で食べているのは、果肉が割れて中の種をくちばしでつついて食べているようですがどうでしょうか。
コメント
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