新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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響き渡る悲鳴「電子防鳥機」

2014-09-13 18:30:15 | ウオーキング
久し振りに田園地帯に出かけました。休耕田が水田に整備され立派な稲穂が実っています。
そんなところを歩いておりますと、水田地帯に鳴き声が聞こえてきます。最初は雛が親鳥を呼んでいるのかと思いました。お腹が空いたと呼んでいるようでした。何処にいるのかわからないのですが、必死で呼んでいるのです。
呼んでいる場所が移動しないので、じっとして呼んでいるようです。どうしてもその場所が分りません。

ふと視線をずらすと、隣の田んぼに四角い箱がぶら下がっています。どうもその箱から聞こえてきます。
鳥よけの仕掛けではないかと気が付くと、雛の声が猛禽類に襲われた鳥の断末魔の悲鳴ではないかと思い当りました。
かなりもの凄い悲鳴です。太い脚でギュッと掴まれた時の悲鳴です。

とりあえず撮影してそこを離れましたが、その悲鳴はずっと聞こえてきます。


これがその仕掛けです。中に「USA」の表示が見えます。調べてみました。

電子防鳥機・バードガード A120型と呼ぶ機械のようです。
・撃退する鳥は何種類か対応しているようで、スズメ・カラス・ヒヨドリ・ムクドリetc.などです。
 その他スズメ・ヒヨドリは2種類の音があり、希望で音の組み合わせができるそうです。
・光センサーで昼夜のオン・オフができる、音の出る時間間隔の設定ができ、音量調節も勿論できるとあります。
 電源は100Vですがもちろんバッテリーも対応するとのこと。
 1台28000円だそうです。アメリカ製らしいです。最新最強とうたっています。

農家の方のブログによると、「しつこい数羽のスズメは稲穂についたが大群れは防ぐことができた。」と報告されています。
ただ別の方によると、近くで1日仕事をしながらその鳴き声(悲鳴)を聞いていると、嫌になってくるとあります。

確かに可愛そうになるような悲鳴です。
コメント
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