新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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環状交差点行ってきました。

2014-09-07 17:17:17 | ドライブ
昨日の朝のニュースで、都内にも環状交差点があると解説していましたのですぐに出かけてみました。
多摩市に9月1日から環状交差点として規制されたそうです。地図でチェックしますと、昔はこの近くをよく走行したところで、多摩ニュータウンとして昔から開発された住宅地にあります。
この辺は方眼ではなく、広域に開発されて住宅地によくある等高線に沿って道路が設けられている住宅地です。ですからその場所に用がなく、まして土地勘がなければ走りにくい所です。

地図で見当は付けたのですが、前述のとおり、ニュータウンの幹線道路からその交差点に近づく適当な進入路がすぐに見つからないと言う事になりました。
以前の記憶に頼って何とか最短ではありませんが、交差点に行ってきました。
ブルーの標識が見えます。「リサイクルの標識」によく似た円盤です。でも交差点中心には植栽された島があります。直進の道路が見えないのは違和感があります。

交差点手前でいったん停止、住宅地でしたから他に車はおらず、ゆっくり時計回りで進入しました。結局一回りして元来た道から出ました。360度です。
何故ユータウンの道にしたのかと言いますと、この住宅地大変広大で周辺幹線道路に出ますと、かなり離れた場所に出てしまうからです。
環状交差点を見るだけで出かけてきたのですから、遠回りはしたくなかったのです。

さて環状交差点の印象は。
確かに交差点内の走行はスピードを落とすことになります。また進入予定車より交差点内の車が優先されますから、出会い頭の事故も減りかも知れません。
余計な心配をいくつか。
①環状交差点の存在を知らない余所の車が、深夜走行中交差点内の島に突っ込まないでしょうか。交差点内の照明や手前からの十分な予告が必要かも。
②深夜走行中のバカが、交差点を回らず直接右折する車があるかも。これは深夜の信号無視と同じで、防ぎようがないかもしれません。
③私の個人的な意見ですが、私ナビ派ではなくマップ派です。地図を頭に想定しながら運転しています。ですから交差点は道路が交差しています。
 ですから見知らぬ環状交差点に遭遇した場合、頭の中で交差点から放射状に地図を変換する必要があります。たとえば交差点を右折する場合には、環状交差点には手前から3本目の道路を左折して外に出ることになります。
見知らぬ土地では十分な下調べが必要です。だからと言って絶対ナビは買いませんが。

多摩市の環状交差点の様に、周囲に幹線道路が完備しているので住宅地の住人と住宅地に用がある車以外は入ってこないでしょうから、環状交差点の混乱なんかもあまり発生しないでしょう。ですから実験的使用には適しているかもしれません。
他の地区での状況はどうなのでしょうか。

さて、私の報告ですから現場写真を期待されたでしょうが、昔からの住宅地で道路も決して広くありません。さらに、歩行者保護でしょうか、鉄柱でできたガードフェンスがしっかりと設置され、撮影のためにのちょっと駐車もできませんでした。
ま、例の青い標識を撮影するだけの事ですから無くてもいいでしょう。

信号機の設置がいらないので災害の場合、交通復興が素早く出来るとかいろいろ利点はあるようですから、しばらくは見守りましょう。

コメント
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