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次の日の朝、ヒヨドリはまだ生きていた。くちばしが濡れていて、水を飲んだ形跡もあった。
ちょうど買っていた、清見オレンジを少し切って入れてやった。
昼ごろ見たら、怪我してるのに、とてもよく食べていて、このまま飼えそうな気がした。
ネットでいろいろ調べてみたら、ヒヨドリは、農作物を荒らすので、狩猟許可が出ているらしい。だったら、そっちの方のお役所に聞いたら、飼養許可も出るんじゃないかな…とぼんやり考えつつ…。
さて、にどまりは、ヒヨドリのこと、…かなりの深手みたいだし、多分ひと晩もたないだろう…と思っていたらしい。でも、朝おきて、元気にみかんまで食べた…と話すと、彼も飼う気になって、いろいろ聞いてみたほうが早いと思って、県の鳥獣保護センターに電話してくれた。
…そして、知った事実は…、「岡山県では、野鳥の捕獲、飼養は一切禁止されています。」
…県によって違うらしいのだが、とにかく岡山県ではそうらしい。確かに、一部許可などしたら、悪用して野鳥を捕獲して売りさばく人とか出てきそうだ…。
傷の様子を話すと、もしも神経を痛めているようだったら、処置は早いほうがいいとのことだったので、すぐに鳥獣保護センターに連れて行くことにした。この日も雨が降っていた。池田動物園の裏手の、細い山道を少し登ったところに、その建物はあった。
つづく
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