あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

「失われる」ということ

2008-10-15 21:15:27 | まんが
ケロロ軍曹の居候している…じゃなかった、侵略基地としている…?ていうか捕虜となっている(…ってどれでもいいんだけど)日向家には、お父さんがいない。日向というのはお母さん側の姓みたいだし…、そして、小さい頃にはお父さんがいたみたいなエピソードもある。だから、これは、お父さんは最終回あたりのキーパーソンとして出てくるんじゃないかしら…?吉崎せんせい、ちゃんととってあるんじゃないかしら…って勝手に思っているんですが。


そのほかでは、榛野なな恵「Papa told me」は、小説家のお父さんと知世ちゃんの父子家庭だし、これと同じような設定では、立原あゆみ「麦ちゃんのヰタ・セクスアリス」(こちらの方が先ですね)小説家の秋田記さんと秋田麦ちゃんの親子がいましたね。
今、毎日新聞日曜版で連載中の石田衣良「チッチと子」も、妻を亡くした小説家と小学生の息子という設定だし…。

やっぱ、こういう設定の方がドラマが作りやすいのかなあ…とか、いろいろ考えちゃうんですが、吉崎せんせいのケロロつながりで「ドラえもん」のことを思い出してみたら、あそこは核家族のところにいきなりドラちゃんやってきてますな!ふむふむ。あっ、でもエスパー魔美のおうちは、おかあさんいなかったっけ…。


脳の研究のためには、壊れた脳を使う…という話を聞いたことがあります。脳のここが壊れたら、こういう機能が失われる…というのを調べて、どの部位が何を司っているのかを研究してきた…と。物語の中でも、家族が誰か失われていることによって、何かを描くことが出来る…っていうことなのかなあ…。

で、のび太くんのところにドラちゃんがきてくれたのは、このままだと失われるから何とかしないと…ていう話だったっけか。

何も失わずに、お話を描けるかなあ…なんて考えたことがあります。「サザエさん」かな?「あたしんち」や「ちびまる子ちゃん」もその手かなあ…。

まあ、まんが論とか、あんまり詳しくないので、何か思うところ有る方は教えてくださいね。
(文中、敬称略してるのと略していないのが混じってますけど、気にしないでちょんまげ)
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