12月の後半は、魚を焼いておりました・・。
あ、これはずーっと前に焼いた翡翠色とグリーンの熱帯魚なのですが、これと同じものが欲しいとの注文をいただきまして・・。
しかし、これが意外とむずかしかった・・。画面からトレーシングペーパーで下絵を起こしたのですが・・。
そんで、いっぱい素地を作って、下引き白をかけたところ・・。
ぜ、全然同じにならんやんけ・・。(汗)
特に目の感じが違う・・。以前のは、もうどうやってああなったのかわかんない・・。
結局・・。これを選んでいただいて・・。
お手元に届いて、気に入っていただけたとのことだったので、ほっとしました。
こんな色のもつくってみました。パールグレイと、ひすいとメルヘンブルー・・。レトロな色合いになりました。
それから、ふと思いついて、銀箔を貼ってみました。
銅板の上とは違う鮮やかさですね・・。やっぱり青が良く出ますね・・。
これは、銀箔の縮み具合が、ケシの花びらに見えてきたので、熱帯魚と同じ形の素地なのですが、急遽青い芥子にしてみました。ヒマラヤでまぼろしの青い芥子が咲くそうなのですが、それのイメージで・・。この青もうれしかった・・。
これも銀箔の上に釉薬をのせたものです・・。
この椿は、中赤という釉薬を銀箔に直載せしています。
中赤は、銅板の上に載せると銅と反応して真っ黒に焼きあがっちゃう釉薬です。しかし、銀箔の上だとこのように渋い赤に焼きあがります。オレンジがかっているのは、銀と反応したせいでしょう・・。下に銀用白透をひいて中赤をのせると、もっと赤っぽく出るはず・・。
この、どす赤い色を使いこなせるようになりたいものです。
久しぶりに銀箔貼って、自分的に新鮮な気持ちになれました・・。
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