あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

思い出話を少々

2007-04-07 16:23:01 | Weblog
高校一年生の時に、美術部の三年生の先輩方が、「ロリケットinOKAYAMA」という、多分岡山初の美少女系即売会のスタッフをしていらしたらしい。一年生の部員でも、しっかり加わっていた人もいたが、わたしはそばで眺めていた(あ、先輩に、ロリケットの機関誌に誘ってもらってイラスト一枚掲載して頂いたけど…わーわー、ありがたいことじゃったのに当時はなんかよくわかってなかった…すいません全然ロリ絵じゃないのに載せていただいて。)だけなので、詳しくは知らないのだが。
高校の美術部室の後ろの一部分をロッカーで仕切って、そこが美術部のアニメ部門みたいになってて、そこに鹿角先輩という飛びぬけて上手だった先輩の描いた「ロリケット」の大きなポスターが貼られていた。まだ、萌えという言葉はなく、吾妻ひでおの描く美少女のような線の絵だったかな。ぬくもりのある、可愛い少女のイラストでした。

そのあたりからのつながりで、やっぱり美術部の高橋先輩という方から、即売会で入手された同人誌を借りて読んだ。貸してもらうときに「高価な物なので、丁重に扱うように。」と言われたのが印象に残っている。たかはしちこさんと言う方の主催されていた奇人クラブ(のちに「アップルBOXクリエート」という名前になる)の「FANTASI APPLE」という本だった。その中に載っていた、にのみやあおさんという方の作品が好きになった。後に、にのみやあおさんの個人誌がぱふに紹介されているのを見つけた。それがきっかけだったのかどうだったのか、詳しくは忘れたのだけど、にのみやあおさんの掲載されている本を集めたくて、ご本人から同人誌を買った。直筆のお手紙がとてもうれしかった。学校から帰ると「書籍小包」の封筒が届いていて、その封を開ける時のときめきは、今も忘れられない。とりわけ、あおさんの編集された「雲母集」がお気に入りだった。

…わたし、現実の方の高校生活の事を、あまりよく憶えていないんだけど…そうか、魂はすでに同人誌に捧げていたのだな。大学に入ったら、ぜったいぜったい創作系の同人誌つくるんだ!いい本つくるんだ!!と静かに燃えていました。

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