作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

秋の一日

2009年10月16日 | 日記・紀行
秋の一日

よく晴れて美しい空模様だったので、部屋にいるのがもったいなくて、散策に出る。この日をこの秋の日の典型として、デジカメに記録した。

山に畑仕事をするようになってからは、以前のように全く自由に気ままに出歩く時間の減るのもやむを得ない。散策する方向が決まりがちになってしまうのも惜しい。とは言え、それでも都心などに比べれば、このあたりにはまだ自然の残されているのは仕合わせだと思う。そして山歩きなどをしていて、いつも痛感させられるのは、自然自体のもつ造形力とその色彩である。秋が深まり、気温も下がり始めると、紅葉などがその色彩を着実に深めてゆく。

この自然の創造の主体として、「人格」としての神の存在を言うのなら、神の壮大と偉大を賛嘆せざるをえない。神の作品を美術品のように眺める。ただ、秋の山野辺を歩いていても、昔のようにオミナエシやフジバカマのような秋の七草のほとんど見られないのは悲しい。帰り道、ダイコンの間引き菜とネギを収穫して行く。















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