あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(6)

2016年05月15日 | 洋楽
拍手を続ける観客。
勿体つけずに姿を表すメンバー。

アンコールは直ぐに始まった。
ドン・エイリーがグルーヴィーなオルガンを奏で、
他のメンバーも演奏に加わっていく。

ブッカーTアンドMG'Sの「Green Onions」だ。
ロックの殿堂入りパフォーマンスと同じ。
~とすると、これを導入部に始まるのは「Hush」だ。



初代Vol.ロッド・エバンスが歌った曲だが、ギランは
難なく歌いこなしている。
さすが前歴ではエピソード・シックスというビート・
ポップなバンドで歌っていらしただけの事はあります。

そもそも「ハッシュ」って、
原曲はジョー・サウスという人だし。パープル版は
オルガンを強調してるし。

ポップでありながら「アーリー・インザ・モーニン♪」
などと黒っぽい歌詞が飛び出すナイスな歌なのだ。
※ロッド・エバンスも結構ソウルフルに歌ってたよな。

2016年・武道館ヴァージョンの「Hush」は、やっぱり
オルガン強調版。
「♪ナーナナーナーナナナーナナナー♪」と、つい私も
歌ってしまいました。

「ハッシュ!」と歌い終わって殆ど間髪入れずに始まった
Bass Soloは「これが縁の下に徹したR・グローバー?」と
驚くぐらいの弾きまくり。

でも、「FireBall」の中間部ではベースソロ弾いてた人だ
もんね。
今回はジャズっぽかったり、グルーヴ効かせたりで非常に
興味深いプレイ。
5連符から「ヘィ!」を観客に求めたりの楽しいシーンも。
※SDGの「ギミ・サム・ラヴィン」が始まるかと思ったよ。

見た目も大きな変貌なし、昔の面影のままなグローバーさん。
目立ってくれて嬉しかったです。

ベースソロの次は「Black Night」。
これまた御馴染みのリフ!ハードなシャッフル曲だ!
最近はリフを「ウォ~ウォオウォウォ~」と歌うのが定番なのな。
※ワタシャそこから「ブラックナイ~♪」と歌ってしまったがな。

リフの合間のドラムが堪りません。
全盛そのままのオカズ!



そう、72年の来日公演アンコールそのままのフィルイン!
アルバム「ブラックナイト=24カラット」で公になった、
例のヴァージョンそのままだ!

イアン・ペイス、若い!イアン・ペイス、最高ー!!

キーボードソロとギターソロの共演。ギランもノリノリ!
ひたすら感激のエンディング!

ありがとう、ディープ・パープル!
ありがとう、ハード・ロック!

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(5)

2016年05月15日 | 洋楽
盛り上がりを増す「Space Truckin’」!

おいおい、まさかこのまま『LIVE IN JAPAN』を
再現するのか!?19分50秒やり切っちゃうのか!?

・・・と思ったが。曲は目出たく普通にエンディング。
※普通でも充分にスゴイんだが。

紫色をメインとしつつも白・赤のスポットが差し込まれ
鮮やかなライティング。



余韻に浸る中、スティーブ・モーズがギターで弾き始め
たのは定番のフレーズ!

定番中の定番のギターリフ。
70年代、Eギターを手にした者なら誰もが弾いてみたリフ・・・。

「Smoke On The Water」です。
コンサート的にはココが最高の盛り上がり。
モーズさんは日本人の合いの手拍手を嫌がって頭出しを
ズラす事もしないし。
※あと我々もちゃんとテンポ細かく刻んで「音頭」の拍子で
手を叩かなくなったし…。

ギランさんの歌い出し、「We All Came…」で感激。
「♪フランク・ザッパ & ザ・マーザーズ!」も聴けた。

一部、やや苦しそうだったがギラン節が堪能できましたよ。
演奏隊は、これまた安定感ありまくり。
全盛のヘヴィネスこそ無いが、ライヴ会場ならではの迫力充分。



ここでのサビはスタジオ盤『マシン・ヘッド』ヴァージョン。

ギランさんがマイクを客席に向けて歌わせようとするのだが
私は『LIVE IN JAPAN』のヴァージョンが身体に染み付いて
いるのだ!
どうしてもワンテンポ遅れてしまうじゃないかっ!

それでも頑張って合唱に参加。
客席の一体感もこの日で一番だった。

定番のエンディングもバッチリ。
ギランさんは「あんたら最高」とばかりに観客を讃え、他の
メンバーとステージ脇にハケて行った・・・。

(続く)

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(4)

2016年05月15日 | 洋楽
「The Mule」エンディングの感激も覚めやらぬうちに
爪弾かれるEギターからは「Lazy」のOPフレーズが。

そこから始まるシャッフル・ビート。
そうなんだよな、パープルって黒人音楽の消化が「粋」
なんだよな。

ジョン・ロードからしてジャズ・オルガニストに憧れて
ハモンドを手にした人だし。
イアン・ペイスもジャズドラマーからの影響を隠さない。

もろブルースやファンクな曲を発表したツェッペリンと
違うから、そういう評価は程遠いのだが。

色んな音楽を聴いたあとで触れるパープルの楽曲には
そこに潜む黒人音楽テイストの「粋さ」を感じてしまう
のです。



「Keyboard Solo」コーナーではドン・エイリーが現役感
ありまくりの鍵盤捌きを披露。

シンセの残音を響かせながら、クラシカルなフレーズから
「SAKURA」(いきものががり)を盛り込んできたのには
驚いた。

個人的にはTOMITA版の「展覧会の絵」を弾いてくれた方が
キース・エマーソン追悼にもなって良かったのでは?…と
思ったが。

※ELP『ワークス・ライヴ』の「展覧会の絵」は冨田サウンドを
 髣髴とさせるシンセの音色させてたし…。そもそもレインボーの
 時代には「未知との遭遇」ブッこんだ人だし

Dエイリー・コーナーと繋がるように始まったのは、80年代の
再結成パープルを象徴する曲「Perfect Strangers」。

かなりリッチー色の濃いメロディーを奏でるS・モーズ。
再結成後の曲だからヴォーカルのシャウトも少なめな
ミディアム曲。リズム・セクションも安定のプレイ。

続いて、またしても感激のリフ。

「Space Truckin’」だ!
イアン・ペイスのバスドラ+シンバル・ミュートが決まる!
バスドラ+スネアのコンビネーションも白眉!
そこからのオカズに、ただただ感激。

ギターとキーボードも怒涛なリフ!
サビでは「カモン!」「カモン!」と歌ってしまう私。

「♪イェー、イェー、イェー、スペース・トラッキン!」の
シャウト、本日一番キツそうなギランさん。

ただね、音程は外さないのよ。プロなのよ。
フェイクしてキーを下げても音痴には見せないのよ。

そこは流石だし、低域・中域で聴ける声は間違いなく「あの」
イアン・ギランの声なのよ。
それだけでも感激なのよ・・・。

(続く)

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(3)

2016年05月15日 | 洋楽
コンサートは進む。
「音響イイなぁ」「ライティングもイイなぁ」
「背後のヴィジョンでメンバーのUPも見れるしなぁ」
・・・なんて感慨に耽ってると

ドラムのフィルインから印象的なリフが始まった!
「ミュール」だ!

もう、ここで私は「オオッ!」と声を上げた。

スタジオ盤では「テープ逆回転」が使われた同曲だが、
72年の大名盤「ライヴ・イン・ジャパン」ではドラム・
ソロ曲としてアレンジされたのだ。

2016年もドラム・ソロをブチかましてくれるのか、
イアン・ペイス!

変幻自在だった「ライヴ・イン・ジャパン」と違って、
今回はバスドラでしっかりリズムをキープした「ミュール」。

ああ、ギランが歌い終わったらもう叩きまくってるよ!
もうすぐ68才になるドラマーのプレイじゃないよ!

わぁ、ヤバイ。
目頭が熱いよ、そして水っぽいよ!

カール・パーマーもフリオ・キリコもドラムソロを
魅せくれたが、やっぱペイスは別格だ!



なんてったって「ライヴ・イン・ジャパン」は私が初めて
買ったLPレコードなのだ。

何度も何度も聴いたドラム・ソロを同じ空間で体験して
いるのだ!

ここでは場内が暗転する演出も見られた。
暗闇でに発光する!

めまぐるしく動きまわる、その光に客席はどよめく。
強弱・緩急、あらゆる技巧をしなやかに叩くペイスのドラム。

そもそもスネアの音がイイ。
弾力があって、力強さと重さも程よくあって・・・。

ジョン・ロード追悼公演で「紫の炎」を叩くペイスの動画を
ネットで見て、「すげぇ!『メイド・イン・ヨーロッパ』と
遜色ないじゃん」と驚いて。
それが今回の公演を見るキッカケになったんだよな。

そもそも俺はイアン・ペイスのドラムを見に来たんだよな!

・・・と感激を新たにしたのでした。

(続く)

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(2)

2016年05月15日 | 洋楽
オープニングから数曲は、ここ最近の定番パターン。
『イン・ロック』から「Bloodsucker」「Hard Lovin’Man」。

元はガンガンにハードな曲だが、その中でもハモンドが生きる
展開を緩急を付けて演奏するパープル。ベテランの貫禄。

R・グローバーは目立とうとするベーシストじゃないんだが、
それでも「Hard Lovin’Man」のオープニングフレーズは最高。
キーボードも歪ませたハモンドサウンドが格好イイ!

そして、おなじみの「Strange Kind Of Woman」。
ギランのVol.とギターの掛け合いがどう来るか…と思ったら。
ブレイクの後、スタンダップ・コメディアンのように早口の
長文を捲し立てたギラン、

「どーぞ」とばかりにS・モーズ(g)へバトンタッチ!

「そりゃねーぜ!」…と思ったら、
モーズはマシンガンのように弾きまくり、これまた
「どう?」って顔してギランを見やる。

ギラン曰く
「イグザックトリィ!」
(EXACTLY=全くもってその通り!)

客席からは笑いが漏れる。
「コール&レスポンス」じゃねーじゃん!

それから後は、そこそこヴォーカルとギターで真っ当な掛け合い。
ペイスのリズムキープも余裕しゃくしゃく。
※エンディングでも感激のオカズを盛り込んでくれました。



その後は暫く新し目の曲が続いた。
まあまあ客席の反応がイイね。

S・モーズ主役のギターソロ・コーナーも「上手ぇぇ!」と
ビックリさせられるプレイの数々。
タッピングあり、ギターシンセ的な音色あり・・・で感服。

キーボードから始める曲でも「プログレかよ!」って言いたくなる
シンセ~ギター展開あり。
これで歌メロが良ければ「21世紀のディープ・パープル」の
代表的な強力チューンになるんだろうが、ちょっと勿体無い
なぁ・・・。

(続く)

ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(1)

2016年05月15日 | 洋楽
ディープ・パープルの日本武道館ライブ。
新宿文化センターから大江戸線で飯田橋、そこから東西線に
乗り継いで九段下。



早足で着いたら開演時間の17時をややオーバー。
すでに会場内から物々しいSEが聴こえた。
※後で知ったが、「火星/戦いをもたらすもの」だったとか・・・

客席に入る前にギターの速刻みが聴こえてきた!
ああ、これは「ハイウェイスター」だ。

通路に立ってる係員のお兄さんにチケットを見せて
「席まで連れてって!」

ギリで着席。
そこで「ジャーン、ジャーン♪」
I・ギランが「♪Nobody Gonna…」と歌い出す。
会場は一気に盛り上がる。

私もハナからそこに居たかの如く「イエー!!」と絶叫!
※内心は「ホッ、間に合ったぁ・・・」

ギランさんは高域が苦しそうだが、現状なら仕方ないだろう。
気管を閉めて高い声を出してるような印象。
サビでオクターブ下げるのは1972年のLIVE IN JAPANでも
同様だから仕方ない。

I・ペイスのドラミングは安定している。
R・グローバーのベースも同様。
D・エイリーはハモンド・サウンドを再現してキーボードソロを、
S・モーズはオリジナルのフレーズを盛り込みながらも原曲に近い
ギターソロを展開。

いやぁ、良いな!

あと、道中で走ったから喉が乾いた。
1~2曲演ったらMCあるだろう、そこで持参のペットボトル
ドリンクを飲めば・・・と思ったら休みなく曲が続く!
若いぞパープル!

ツアータイトル:DEEP PURPLE JAPAN TOUR 2016。
2016/05/15 (日) 日本武道館

セットリスト

01.Highway Star
02.Bloodsucker
03.Hard Lovin’ Man
04.Strange Kind Of Woman
05.Vincent Price
06.Contact Lost
07.Guitar Solo
08.Uncommon Man
09.The Well Dressed Guitar
10.The Mule(Drum Solo)
11.Lazy
12.Damon’s Eye
13.Hell To Pay
14.Keyboard Solo
15.Perfect Strangers
16.Space Truckin’
17.Smoke On The Water

アンコール
18.Green Onions~Hush
19.Bass Solo
20.Black Night

よそのセットリスト・サイトを参考にさせて頂きました。
ただ、サイトによっては5曲目に「Woman From Tokyo」を
演奏したように載せてあるものあったが、やってないよね?
フレーズだけ短く演奏したっけ?

(続く)

「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」を見に行く(4)

2016年05月15日 | アニメ・特撮
続くゲストは堀江美都子さん。
「ゴーダンナー」で水木アニキとハモる佳曲あるから、そっちで
来るかと思いきや、「サザエさんのうた」と「あかるいサザエさん」
その2曲です。
※まぁ、事前に発表されてましたがね。

ただ、やはりマイクの調子はイマイチで。最初の挨拶の時点で軽く
ハウリングが起きたりして「CDではどうするんだろう」なんて
心配になったりしました。
※合唱のマイクが数多く並んだりするのが良くないのかなぁ・・・。

とは言え、歌唱が始まったらそんな事は関係なくなってしまいました。
堀江美都子さん、若いです。声も出てます。現役感スゴイです。



「サザエさんのうた」、イイです。
サビでリズムの躍動感がグッと増すのが最高なんです。

「あかるいサザエさん」では、堀江美都子さんが客席に耳を向ける
仕草をされて、「ああ、ここでもレスポンスを求められてるんだな」と
思いつつ、やっぱり録音されてる圧力で我々の声は出ず・・・。

そうしてるうちに時間は16時を過ぎ・・・。
罰当たりな私は「次のD・パープル武道館公演の入場が始まっている」
・・・と、ソワソワし始めていたのです。

ホントは「シークレット・ゲストは出ないのか?」「私は密かに
ささきいさお氏の登場を期待してたよ」と言いたかったのだが、
もう充分にお腹いっぱいです。

結局はスペシャルなアンコールは無し。
初回・第二回と同様に「最後は皆で歌いましょう」ということで、
今回は「秘密戦隊ゴレンジャー」と「強さは愛だ」。



私は歌詞カードを見ながらですが、どっちも歌えました。
とくに「ゴレンジャー」は「バンバラバンバンバン」から歌~
「オ・オウ!」の掛け声と頼まれてもいないのに何役も始める
始末でありました。
※他にもたくさん同様の方がいらっしゃいましたよ。



歌い終わって大拍手。
その中で渡辺宙明先生がステージに上がり、ご挨拶。

そして恒例のフォトセッションタイム。
水木のアニキも喋り始めたが、私はここで「スイマセン」と
会場を抜けた。(涙)

心の中で何度も謝りながら外へ出た。



後ろ髪引っ張られる思いだったが、もうギリギリだったのだ。
※同様の方々が数名いらしたが、かれらも武道館へ直行されたのかしら?

途中の休憩時間で半分書いたアンケート用紙も書ききれず、提出に
至りませなんだ。

前回同様「次にやって欲しい曲」など「次回の参考にいたします」なんて
文言があるから、そりゃ続きを期待してしまいますよね。

レイナの「マシンロボ」も聴きたいし、劇伴サントラを壮大な交響詩に
しての楽曲も(もっと)聴きたい。そして「アクマイザー」も。



今回で一段落したとして、宙明先生の負担にならない範囲で再び記念の
コンサートを行って欲しい。

改めてそう感じました。

P.S.
Twitterなどで他の方が撮ったロビーのスタンド花画像を見たら
「ささきいさお」さんから贈られた物がありましたよ!
前回は「堀江美都子」さんから贈られた花あり、そこから今回の
出演に繋がった感じありますから。

次回は「卒寿記念+1」なんて銘打って「ゴレンジャー歌唱付き」公演を
お願いします。
「バンバラバンバンバン」は我々が歌います!

「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」を見に行く(3)

2016年05月15日 | アニメ・特撮
次は二人目のゲスト、串田アキラさん。
「宇宙刑事シャリバン」を歌ってくれたが、水木アニキ同様に
なんか歌声がオーケストラ・サウンドに吸い込まれる感じで
前に出てこない。
前回のゲスト出演時よりホールや音響との相性が悪いのか?

続いては「強さは愛だ」。
観客が歌うコーナー用に歌詞カードに載ってるので「予習にも
なって二重に感激!」と思ったのだが。

串田のアニィは途中で詰まってしまった。
歌詞がトンだのか?CD化の際はどうするんだ?



ちょいとバツ悪そうに(?)挨拶してハケる串田アニィ。
次は「神魂合体ゴーダンナー!!」組曲。

最も最近のロボットアニメ曲。
やはり「戦えバイカンフー」に通じる、ホーンとシンセ
ドラムの絡みが聴けた。
しかもティンパニも混じって来るから面白味も増してる。

組曲最後は「宇宙刑事シャイダー」組曲。
こちらは「混声合唱付き」で、左隅にズラっと並んだマイクの
前に男女が並んでいく。
※出番が無い時は直立不動だからエライなぁ・・・。

組曲というか、「交響曲」「交響詩」の趣さえ感じます。
優雅な調べでは、指揮の松井慶太氏もゆるやかに舞うような
動きを見せてくれました。

勇壮な曲だけが宙明先生の得意分野じゃない・・・と良く分かる
演奏です。
名作映画(洋画)の音楽を聴いて作曲家を志したという宙明先生。

「太陽がいっぱい」のような曲が原体験におありという事です。
それが良く分かりました。

(続く)

「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」を見に行く(2)

2016年05月15日 | アニメ・特撮
続いて「バトルフィーバーJ」組曲。
もちろん女性コーラスは「ミス・アメリカー♪イェイ!」とは
歌いませんでしたが、私は心の中で囁きましたよ。

そして「機動刑事ジバン」組曲。
定番の刑事物シリーズ・クオリティ。

さらにゲスト・コーナーで水木一郎アニキが登場。

なんと先に歌われたのは「俺はグレートマジンガー」。
「ダーシュ、ダーシュ!」の叫びこそ響き渡ったが、
普通の歌声はオーケストラに紛れた印象。

マイクの調子か、ご自身の声量調整が上手く行かなかったのか
前回のシークレット・ゲスト出演時を比べると歌声の通りは
下回ったように思えた。

次は「マジンガーZ」!
ただ、アニキが「皆も一緒に」と言ってくれてのに、なんか
歌えない。歌詞カードも配られてないし。



公演前の注意コメントが我らを縛った感あり。
私も口ずさむ程度で消化不良だった。
※前回は「ゲッターロボ號」を絶叫したんだけどねぇ・・・。

そして「鋼鉄ジーグのうた」。
イタリアでのブームぶりを受けて宙明先生たっての希望。
「バンバンバンバン」と歌いきったアニキだったが、やはり
演奏含め全体的に大人しい印象を受けた。
※ドラムとベースもオーケストラとのバランスを考えると
突っ走れないんだろうなぁ・・・。

ここで前半終了。15分の休憩。



後半は「宇宙刑事シャリバン」組曲。

オーケストラ・トリプティークの皆さんが再登場、
パイプオルガンの椅子に女性奏者が着席。

導入部はパイプオルガンだが、指揮者を振り返らずに始める
あたりがリハーサルの賜物か。

さらにパイプオルガンのオープニングからの劇伴曲が続く。
そして、「レーザーブレードのテーマ」など、前回同様の
盛り上がり。

御馴染みのストリングス、ブラス、Eベース、ギター、ドラム、
ティンパニ、コンガ、マリンバ、手持ちパーカッションは
安定の演奏。
※トランペットは、やっぱり強弱が難しいのかな。

左右に配置されたエレクトーン(シンセ)とピアノも印象的な
フレーズを要所で奏でられていた。
※エレクトーンって特撮モノじゃ効果音的にも使われるしね。

パイプオルガンは、もっと低音を腹に響かせて欲しかったが、
そこまで言ったら贅沢か・・・。

(続く)

「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.3」を見に行く(1)

2016年05月15日 | アニメ・特撮
宙明先生の「卒寿シリーズファイナルコンサート」
会場は新宿文化センター大ホール。



今回も監修・作曲:渡辺宙明先生。
演奏は松井慶太:指揮のオーケストラ・トリプティーク。
構成・編集:堀井友徳氏。
司会は小林淳氏。



コンサート開演に先駆けて、まずはプレトーク。
こちらの司会は前回と同じくムトウユージ監督。

ゲストは大葉健二氏、渡洋史氏。

マイク持ってない人が喋ってる時間が長く、なんか変な間が
出来たりして微妙な空気も流れた。
そもそも今回は宙明先生が登場されない!
リハを聴いた感想というか、飄々とした自画自賛が聞けない
じゃないですか。



ムトウ監督もブレード提供するなどして活躍されてたが、
前回の「ギルの笛」のような飛び道具が無いのが痛かった!

それでもファンがゲスト2名を呼び込む声や役者さん自身が
「蒸着!」と決めるポーズのキレで場が和んだ。

そんなこんなで本編開始。

1曲目は「秘密戦隊ゴレンジャー」。
オーケストラ・ヴァージョンなれど、合唱団が参加して本格的な
声楽で「バンバラバンバンバン」とコーラスされて驚いた。
※でも直後の「キューン」、「キュンキューン」というギターの
 音色が再現されてるのは嬉しかったです。

本編前に「最後に皆さん力いっぱい歌っていただくコーナーを
ご用意いたしてますので、それまでは・・・」「今回の公演は
ライヴ録音しCD化を・・・」なんて説明されたもんだから、
皆は一緒に「♪バンバラバンバンバン」と歌いたいのに我慢。

これが終盤まで響く事になってしまうのです・・・。

(続く)

村田諒太が香港でTKO勝して無敗の10連勝

2016年05月15日 | ボクシング
5月14日(土・現地時間)
中国・香港コンベンション&エキシビションセンター

プロボクシング スーパーミドル級10回戦
村田諒太(帝拳)TKO4R フェリペ・サントス・ペドロソ(ブラジル)

ロンドン五輪金メダリストで現在WBC世界ミドル級6位、IBF同級3位の
村田が、デビュー以来10連勝目をTKO勝ちで飾った。

今回は3度目にあたる中国での試合。
対戦相手のペドロソは13勝(11KO)1敗と高いKO率を誇るのだが、
強打の片鱗は見られなかった。

1Rから村田のジャブに押され、右を側頭部にヒットされてロープ際に
グラつく。

ペドロソもジャブから右フックを放つが、圧力に押されて体重が乗って
居ない様子。
逆に村田は右アッパーを放ち、終盤にも右ストレートを打ち込む。

2R以降も同様の展開。ますますディフェンシブになるペドロソに
打ち下ろしの右ストレートと右フックを打ち降ろし、右アッパーで
追う村田だが。打ち降ろしのパンチに正確さを欠く。

3Rから左レバーも交えて攻める村田。
ペドロソは迎え撃つカウンターも打てない状態。

村田といえばスパーなどで相手をロープに詰めつつ逆に右ストレートを
合わされる事があるのだが、ペドロソにその予兆は感じられない。

また、村田といえば「右を打つ際、相手が身体を柔らかくして頭を下げ
たら手こずる傾向がある」が、今回は相手左の打ち終わりに右を狙うなど
して攻め手を早めた。

4R、足を使うペドロソを村田は右ストレートと左右のボディブロー、右
アッパーで攻める。

強烈な右ストレートでグラつくペドロソに村田は一気にラッシュ。
ロープを背にしたペドロソが大きく仰け反ったところでレフェリーが
ストップを掛け、村田がTKO勝ちを飾った。

これでプロデビューから10連勝(7KO)無敗、2戦連続KO勝ちとなった
村田に、ボブ・アラム氏も合格点を与えた模様。
次戦は米ラスベガスで行うことが内定しているとのこと。

今回は相手が強烈なカウンターを打ってこなかった事もあり、重心を
前に置いて終始ウエイトの乗ったパンチを打った村田。
前進力とヒッティング・パワーに自信を得た模様。

ただし、前に出る際に上体の振りなどなし。
課題のボディワークの克服なったとは思えない。

そういう意味では「危険度の高い相手」との対戦は未だない村田。
翌々戦でWBO王者サンダース(英国)への挑戦なんて話が出てるが
23戦全勝(12KO)の戦績を甘く見ると怖い目に遭いそう・・・。

アニメ「うしおととら」白面の者、復活!

2016年05月15日 | アニメ・特撮
潮の母が登場、つかの間の再会。
穏やかな時間が流れたと思ったら



白面の者が姦計で結界を破壊。
いよいよ、その恐ろしい姿を現す。



尻尾で潜水艦を飛ばし、
口から吐く衝撃波で島を飛ばす。

日本全土を滅ぼす勢い・・・。



こえぇぇぇ。
そして頼みの綱の「獣の槍」も通じず
破壊されてしまう。

えぇぇぇぇぇぇっ!どうなっちゃうの!?

~と言うところで今週はオシマイ。

しかし白面の者が脅威の存在であると再度認識
させられた回だったな。

あと、白面の者って何か似てるな~と思ってたら、
ふと浮かんだキャラがいました。



「ガンバの冒険」のノロイだわ。

白いし、めちゃめちゃ強いくせに、粘着で姑息な
心理攻撃を仕掛けてくるトコロとか、そっくりじゃ
ないか・・・。



狡猾な「取り引き」を持ち掛け、簡単に反古にする。
そして、その結末は虐殺だったりする。

あと、鳴き声が怪獣的。ガメラみたいだったりする。
末路も同様になるのかな?

アニメ「うしおととら」も
正直、私の記憶がグダグダだから新鮮に見れてるなぁ。

いよいよ本日「渡辺宙明卒寿公演Vol.3」!

2016年05月15日 | アニメ・特撮
演奏予定曲の予習も順調。
移動中は常にWalkmanで聴く日々。

今日なんて洗濯しながら予習に怠りなし。
一番再生してるのは「ゴーダンナー」だな。



宙明先生の曲を串田アキラ、水木一郎、
堀江美都子という王道アニメ歌手が歌う・・・
そんな最強布陣が豪華だ。

正直、私もアニメに疎くなってた時期に
放送された作品。



2003年と翌年に渡りセカンドシーズンまで
製作されたロボットアニメだったのな。

絵柄も時代を反映してるし、女子キャラの可愛さや
ボディライン強調のコスチュームも90年代以降の
アニメらしい。
※しかし、ここまで胸と尻を強調されると肝心の
 ストーリーが頭に入って来んじゃないか・・・



さて、肝心の曲調だが。やはり時期的なものか、
「レイナ剣狼伝説」の「戦えバイカンフー」に
通じるモノを感じる。
※ホーンとシンセドラムの絡みなど

「バイカンフー」の歌唱は子門真人さんだったが、
「ゴーダンナー」主題歌は串田アキラさん。
マニッシュな歌声は さすがだ。

「ゴーダンナー」のエンディング・テーマは「塹壕の棺」。
堀江美都子さんと水木一郎アニキのハモリが聴けるバラード。
「ENGAGE!!!ゴーダンナー」はアップテンポなハモリ曲。

そらでも口ずさめる位にはしときたいな。

ディープ・パープル2016来日公演用プレイリスト

2016年05月15日 | 洋楽
「パープルのコンサートに予習なんて要らんわ!」
・・・と言いたいトコロだが
意外と「IN ROCK」や「紫の肖像」からの
選曲あったりする最近のディープ・パープル。
※「紫の肖像」も曲はイイんだよなぁ・・・。
 あと、I・ギランのヴォーカル・バリエーションも
 豊富で素晴らしい。ただのハイトーン・シャウトの
 歌い手じゃなかったですよ。



さすがにスティーブ・モーズ在籍時のアルバム迄は
チェックし切れないので、「In Rock」や
「紫の肖像」を聴いたりして準備万端(?)で
臨む所存で御座います。

※渡辺宙明先生の卒寿コンサートとのハシゴになるが
 新宿文化センター大ホールのある大江戸線・東新宿
 ~日本武道館の九段下は40分くらい。
 なんとか間に合いそうだ。

銀河高原ビール「ペールエール」を飲む

2016年05月15日 | 生活
銀河高原ビールさんでも「ペールエール」を発売されてて
やはりローソンで買えるので購入して帰宅。

ストリング・チーズや小魚アーモンドをツマミに飲んだ。



色はペールエールらしい琥珀色。
濾過していないため、透明度が低め。
銀河高原ビールの「こだわり」とのこと。

地ビールの代表格という印象の銀河高原ビール。
岩手県に本社を構え、大麦麦芽・小麦麦芽・ホップは
ドイツ産を100%使用。
※地形や湿度・温度がドイツに似ている為との事。
 しかし、こういう拘る企業は苦戦するというか、
 地ビ-ルのブームが去ったら岩手以外に作った工場は
 閉鎖を余儀なくされたとか・・・。

さて、味だが。
香りの中に苦味と甘みがあり。
ラガー系が「雑味」と言って切り捨ててた部分に
美味さがあったって感じ。

まぁ、確かにスーパードライのようなキレキレの
ピルスナーも美味しいし。
「これぞビール!」と言えるサッポロの黒ラベルも
大好きなんですが。

エール味も覚えてしまったので。
両方を上手くローテーションで回しながら飲むかな。

または「そのとき飲みたい気分のビール」を飲むのも
テですなぁ・・・。