あるBOX(改)

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ディープ・パープル LIVE IN JAPAN 2016 武道館公演へ(3)

2016年05月15日 | 洋楽
コンサートは進む。
「音響イイなぁ」「ライティングもイイなぁ」
「背後のヴィジョンでメンバーのUPも見れるしなぁ」
・・・なんて感慨に耽ってると

ドラムのフィルインから印象的なリフが始まった!
「ミュール」だ!

もう、ここで私は「オオッ!」と声を上げた。

スタジオ盤では「テープ逆回転」が使われた同曲だが、
72年の大名盤「ライヴ・イン・ジャパン」ではドラム・
ソロ曲としてアレンジされたのだ。

2016年もドラム・ソロをブチかましてくれるのか、
イアン・ペイス!

変幻自在だった「ライヴ・イン・ジャパン」と違って、
今回はバスドラでしっかりリズムをキープした「ミュール」。

ああ、ギランが歌い終わったらもう叩きまくってるよ!
もうすぐ68才になるドラマーのプレイじゃないよ!

わぁ、ヤバイ。
目頭が熱いよ、そして水っぽいよ!

カール・パーマーもフリオ・キリコもドラムソロを
魅せくれたが、やっぱペイスは別格だ!



なんてったって「ライヴ・イン・ジャパン」は私が初めて
買ったLPレコードなのだ。

何度も何度も聴いたドラム・ソロを同じ空間で体験して
いるのだ!

ここでは場内が暗転する演出も見られた。
暗闇でに発光する!

めまぐるしく動きまわる、その光に客席はどよめく。
強弱・緩急、あらゆる技巧をしなやかに叩くペイスのドラム。

そもそもスネアの音がイイ。
弾力があって、力強さと重さも程よくあって・・・。

ジョン・ロード追悼公演で「紫の炎」を叩くペイスの動画を
ネットで見て、「すげぇ!『メイド・イン・ヨーロッパ』と
遜色ないじゃん」と驚いて。
それが今回の公演を見るキッカケになったんだよな。

そもそも俺はイアン・ペイスのドラムを見に来たんだよな!

・・・と感激を新たにしたのでした。

(続く)


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