「黒い炎」が余りにも有名なバンド。
正直、アルバムで聴いた事なかったし、そもそも昔は
黒人グループだと思っておりました。
「黒い炎」は、それくらいクロかったのだ。
白人ブラスロック・バンドのチェイス。
「チェイス/追跡」は、いわゆる「Sameタイトル」の
デビュー盤。
01.オープン・アップ・ワイド
02.ジョージアの夏
03.いかした女
04.ハンドバッグと正装
05.黒い炎
06.ボーイズ・アンド・ガールズ
07.組曲「炎の流れ」
「黒い炎」が余りにも強烈なので、他の曲が目立たないが
1曲目インストでのトランペットは強烈だし、クラシカルな
アンサンブルもあるし・・・で、ジャズロック・テイストも
感じられます。
テクニカルなベースがクローズアップされた曲もあり、
ダミ声ヴォーカルが炸裂する曲もある。
なにやら英バンドの「IF」に通じるものを感じてしまい、
ついニヤニヤしてしまった。ある意味でプログレ。
ちなみに黒い炎の原題は「GET IT ON」。
同時期に英グラムロックのT-REXがヒットさせた曲と
同名だが、先にチェイスがヒットさせてた関係で曲名を
「BANG A GONG」と変えざるを得なかったという。
それを考えると、チェイスの曲を「黒い炎」、T-REXの
曲を「ゲット・イット・オン」とした日本が最も妥当だったと
言える気がする。
キーボード・ソロなど聴きドコロ多し。大所帯だが、それぞれの
見せ場が押さえてあるのも良い。
ブラスロックと言いつつホーンは、とことんトランペット。
リズムギターのカッティングとトランペットの絡みは日本の
歌謡曲への影響大か。
リズムもトランペットがリードしたりするので、時々ドラムが
不憫になることも。
1971年デビューのチェイスだが、シカゴやB,S&T程
知名度は無く「黒い炎」だけのイメージが伝わっている。
それが不思議になるほど1stアルバムは充実しているのだが、
アルバム3枚発表した後にリーダーのビル・チェイス含む数名が
移動中の飛行機事故で亡くなっていたんだな・・・。
同様の理由でメイン・メンバーを失ったサザンロックのバンド
レイナード・スキナードはある程度の代表曲は残していたし、
ヴォーカルはヴァンザント弟が後を継いで再結成に漕ぎ着けた。
チェイスは生き残ったメンバーが「サバイバー」というバンドを
結成したという。
しかし、
同バンドが映画「ロッキー」の挿入歌で大ヒットを飛ばした頃には
元チェイスのメンバーは脱退していたそうな。
悲劇のグループでもあるチェイス。
しかし「黒い炎」の鮮烈さはポピュラー音楽史に残るだろう。
正直、アルバムで聴いた事なかったし、そもそも昔は
黒人グループだと思っておりました。
「黒い炎」は、それくらいクロかったのだ。
白人ブラスロック・バンドのチェイス。
「チェイス/追跡」は、いわゆる「Sameタイトル」の
デビュー盤。
01.オープン・アップ・ワイド
02.ジョージアの夏
03.いかした女
04.ハンドバッグと正装
05.黒い炎
06.ボーイズ・アンド・ガールズ
07.組曲「炎の流れ」
「黒い炎」が余りにも強烈なので、他の曲が目立たないが
1曲目インストでのトランペットは強烈だし、クラシカルな
アンサンブルもあるし・・・で、ジャズロック・テイストも
感じられます。
テクニカルなベースがクローズアップされた曲もあり、
ダミ声ヴォーカルが炸裂する曲もある。
なにやら英バンドの「IF」に通じるものを感じてしまい、
ついニヤニヤしてしまった。ある意味でプログレ。
ちなみに黒い炎の原題は「GET IT ON」。
同時期に英グラムロックのT-REXがヒットさせた曲と
同名だが、先にチェイスがヒットさせてた関係で曲名を
「BANG A GONG」と変えざるを得なかったという。
それを考えると、チェイスの曲を「黒い炎」、T-REXの
曲を「ゲット・イット・オン」とした日本が最も妥当だったと
言える気がする。
キーボード・ソロなど聴きドコロ多し。大所帯だが、それぞれの
見せ場が押さえてあるのも良い。
ブラスロックと言いつつホーンは、とことんトランペット。
リズムギターのカッティングとトランペットの絡みは日本の
歌謡曲への影響大か。
リズムもトランペットがリードしたりするので、時々ドラムが
不憫になることも。
1971年デビューのチェイスだが、シカゴやB,S&T程
知名度は無く「黒い炎」だけのイメージが伝わっている。
それが不思議になるほど1stアルバムは充実しているのだが、
アルバム3枚発表した後にリーダーのビル・チェイス含む数名が
移動中の飛行機事故で亡くなっていたんだな・・・。
同様の理由でメイン・メンバーを失ったサザンロックのバンド
レイナード・スキナードはある程度の代表曲は残していたし、
ヴォーカルはヴァンザント弟が後を継いで再結成に漕ぎ着けた。
チェイスは生き残ったメンバーが「サバイバー」というバンドを
結成したという。
しかし、
同バンドが映画「ロッキー」の挿入歌で大ヒットを飛ばした頃には
元チェイスのメンバーは脱退していたそうな。
悲劇のグループでもあるチェイス。
しかし「黒い炎」の鮮烈さはポピュラー音楽史に残るだろう。