須賀川から銀河へ

須賀川西バスケットボールスポーツ少年団の過去の記録
2024年4月から管理者個人の記録になります

華麗なOF

2011年05月29日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百二十一

大会前最後の練習試合でした。

県中ミニ連の審判講習会があったため自分は不参加の試合でしたが、保護者の撮ってくれたDVDを見ました。
ゲームは2ゲーム。勝ったゲームでもあり、得点だけメールの速報で知っていたので、これまでにない接戦のゲームはきっと楽しめるものと親ばかならぬコーチ馬鹿的感覚で見ました。実際はもっと喜べるかなと思いましたが、お世辞にも強いチームでは無かったでした。
一番は華麗なOFじゃないです。持ち味のパスで繋いでシュートが少なかったです。ドリブルから無理やりスピードと力任せのシュート、シュートまで行けてればまだいいのですが、途中でつぶされることもしばしば。

そして何よりフリースローの確立の悪さは相変わらずです。再三言っていますが、フリースローを落としていて接戦をものにする事は出来ません。それで何度も悔しい思いをしているはずなんですが。

お世辞にもいい出来ではない中でシュートは良く入りました。
あれこれやらずにシンプルに持ったらシュートもありましたし、フェーントからあいてを揺さぶってからシュートなど見事の個人技を疲労した選手もいます。シュートリリースの速さが光る選手もいました。

若干の押し負けしている部分もありますが、完璧とは言えなくても走り負けしていないDFもチーム全体がうまく動けています。

素早く動ける。体のバランスを保つ。どんどんシュートを撃つ。練習が実を結んでいることも事実ですが、このまま行けば大会本番は苦戦することでしょう。

自分の自分たちのよさを知り、今まで経験した苦杯の原因を改善するために自分たちが真剣に取り組んでいないことが浮き彫りになったゲームだと感じます。

あと二週間でどう改善していけるでしょうか?
この調整の時期、私がチームに合流できるのは1回しかない予定です。選手がこれを読んで奮起してくれることを期待したいと思います。

練習試合前

2011年05月28日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
早朝の練習は練習後の時間を有効に使えるので得した氣分です。
練習時間が短いのがたまにきずと言ったところでしょうか・・・汗

今日も体験入団者がいて体育館がせまく感じます。
嬉しい悲鳴なんですが、指導が行き届かない点も出てくると考えられます。現に空手なんかは、どことなくカッコ悪く、姿勢を良く保つために細かいところが適当になっていて、そのまま癖付いてるような感じです。
氣をつけたいところです。

大会前でたくさんシュートを撃ちたいところですが、それに時間を費やすると課題のアーリーOFやセットOFの時間がなくなります。
シュートは大会直前の調整でみっちりやる予定で、アーリーOFをおさらいしました。
仕上げは明日の大会前最後の練習試合になります。
練習したことが練習試合で応用できるかたのしみです。

雰囲気

2011年05月26日 | 中学の部
新入団員も増え、体育館はすごい人です。
いつもの3メンも順番待ってるうちに時間が過ぎていきます。

たくさんの人が練習になるにはシュート練習が一番です。
中学生も小学生も大会前なので調整をかねてキャッチの姿勢かやれます。しかも初心者にも好都合。われながら“ナイスアイディア!”です。

小学生が一番下半身が安定し教本どおりです。
中学生も指摘されると直ります。このいつもやっているか、言われたからやるかの違いが大きいことに氣付いたら、素晴らしいのですが・・・。

パス回しの練習からアウトナンバーもやります。ゾーン対策ソーンプレス対策でもあるのですが、上手に飲み込んでナイスプレイをしている子が多くいます。

以前に比べ聞く姿勢と理解しすぐやることが中学生も出来てきた感じです。
練習の雰囲気が明らかに良い方に違います。
ゲームに結びついてくれると嬉しいですが、そうでなくても高校生になっても出来る選手になることでしょう。

パターンの整理と聞くこと

2011年05月25日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十九

高校生の息子の三者面談で夕方大忙しでした。大切な組み合わせ抽選会は花道君に行ってもらいました。
組み合わせも決まりいよいよ本番モードです。

先日の練習試合をして浮き彫りになった課題を修正します。しかし、選手にそれを氣付いてる人が何人もいません。
日ごろのパターン整理が役立っているかどうかが問われます。

練習のはじめに人の話が聞けないちびっ子をたしなめましたが、ちびっ子ばかりではないようです。

上記の二点には共通点があり、その二点がゲームに出れるか出れないかを大きく左右していることを選手は知っておいたほうがいいと思います。
(そのこと選手に言わなかったなー・・・汗。)←日誌読んだ人だけのの特権・・・(笑)

新入団員は泣きます。何かに付けて泣きます。
泣くことも悪いことではありません。時には必要です。泣くことでさっぱりし、次に向かうことも出来るのも事実です。また、赤ちゃんは泣くことが唯一の伝達手段です。それは命にかかわることも含めて泣くことが重要です。
しかし、コート上では泣いたら終わりです。普段どおり戦えなくなります。
練習でも本番でもされは同じです。
新入団員も二、三ヶ月過ぎれば泣かなくなります。コート上で笑える選手になってほしいものです。

根拠のある自信

2011年05月22日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十八

練習試合、腹痛で出れないのもいれば、婆ちゃん爺ちゃんまで駆けつけてハッスル(?)の選手もいて、青春を謳歌してしまうお母さんまで出現し話題に事欠かない一日になりました。

昨日、仕上げられなかった5on5もゲームの中で仕上がってきました。
最後のゲームは圧巻でした。相手のゾーンを最後は上手に攻めきり、手も足も出ない状態にした感じです。

出来は良かったものの有頂天になりその後の行動がちゃらんぽらんです。
本当に根拠があるプレイの結果ならまだしも、フリースローもたまたま状態の現状では、まだまだ砂の山の上でいつ崩れるかわからないのに有頂天になって踊り踊っている状態で、氣付いた時には山の裾野がちょろちょろくずれていて取り返しの付かないことになりかねません。

強いチームに勝つために正念場です。
根拠のある自信を付けてほしいものです。

Fw: ちびっ子の練習報告です

2011年05月22日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十八②
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お疲れ様です。いつもありがとうございます。

『フットワークの順番覚えてきた!』と、気合い十分ムーミンと面倒みがいいハニカミ?なマナの仕切りでドッジボール等など
暑かったからか、足が痛いお腹痛いと数人が一休み…(私だけだったから?)
2メン&連続シュート 初心者はレイアップみっちり(完璧と思ったのにゲームで見れずがっかり…)
1対1のDF少しやって、パパ×3 ママ×1もまざってゲーム
ドリブル止めるぞってやれたのは〇ファウルしないで出来ると◎
ちびっ子は終始元気〓パパもママも素晴らしかった〓(また是非!)
ボール上げ、ドリブル、ハンドリング等
最後の最後にフリースロー ラスト数秒で同点(全国大会〓決勝戦〓)のイメージで〓大事な場面で決められるプレーヤーになってもらいたいです〓


久しぶりに参加して(今日は、誰のお母さんですか?って聞かれなくて良かった〓)みんな元気に教え合ったり張り切ってて頼もしくって楽しかった 青ッチとユナさん+babyにも会えました 10期生からの手紙頂いたし、今日はすごく元気もらった感じ 行って良かった これからもまた宜しくお願いします〓

ダッシュの嵐

2011年05月21日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十七

被災の影響で体育館が他の協議も含め取り合いです。
土曜日は朝7時から練習の最近です。しかし、これは逆に休日を有効に使えることにもなるので、自分的には一石二鳥です。

中学生はいよいよ大会が近いため各学校練習試合が続くらしく、小学生のみの練習です。踊りの練習したり、コーディネーションをやったりし小学生ならでわの練習をしました。

最後は5on5までチームOFを組み立てるはずでしたが、しゃべれない、聞いていない、聞いていてもやらない選手ばかりでダッシュの嵐・・・汗。予定の5on5にならずに終了です。

明日試合で仕上がればいいのですが・・・。

新入団員

2011年05月19日 | 中学の部
中学校の陸上大会が終わったようで、各学校中体連に向けて部活が本格化しているようです。
練習開始時間に集まれない状況になります。開始時間が少し遅くなりました。
部活が本格化し新一年生もやる氣になってきたのか、急に中学生男子が入団してきました。
嬉しいことですが、練習が少し変わります。
3メンは到底終わりません。
おかげで3メンをそこそこにシュート練習からパス練習とやりました。
DFを良く見てやらないと出来ないパス回しは、そのままチームOFに役立ちます。

シュート練習にパス練習それぞれ役に立ったかと言えば、???です。
ノルマのある2on2でノルマ達成ならず散々ダッシュしていましたが、練習の大切さを感じてくれればいいのですが。

誰のため?

2011年05月18日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十六

キャプテンはじめ何人か体調不良で休みです。風邪の症状とも思われますが、九州の高校生の寮での髄膜炎なんていうニュースも聞いてるし、先輩の中学生が学校の遠征先でインフルエンザになり帰って来た話なども聞いています。敏感になる必要はないですが、大会も近いので十分注意してもらいたいです。

本番の大会に病氣や怪我で出れない人がいますが、大会への意欲となど自分の状態で8割は予防できると思っています。
大人はそんなに頻繁に仕事を休みません。仕事への意氣込みなどのみで風邪に負けません。意欲、意気込みがない人などが注意力散漫で病気や怪我を引き寄せます。

今年は特に原発事故の影響でイレギュラーなことが起きそうです。室内に閉じこもりがちで、換気もせず多人数でいると感染症はいっぺんに広がります。
ここでも事故の影響は色濃く残ります。

さて大会の意欲、目標達成の意氣込みは練習中も同じです。
残念ながらそれは感じれないところがあります。フリースロー。
あれだけ練習試合でフリースローを落としているにもかかわらず、フリースローの練習をしている選手は少ないです。
簡単なシュート練習も平氣で落としてます。強いチームには見えません。

震災で練習場所がイレギュラーになり保護者のメールで場所と時間を管理してもらっている現状をもう一度考えてもらいました。
やるのは誰なのか?
こんなところからやらされるバスケットではなく自らやるバスケットになってくれたら、強いチームになるでしょう。

高校総体地区予選

2011年05月16日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十四、五百十五

5月14日土曜日から三日間行われました。
チームは普段どおりの週末の練習でしたが、私は高校生の大会に出ずっぱり、OGやOBの活躍するところを見ておりました。

まずは大会がちゃんとやれてよかった。
生きてて良かった。バスケットできてよかった。とにかく良かった。

終わってみれば高校生も約一ヶ月のブランクは大きく、インターハイと言うより新人戦だった感じです。(氣付いたときには大会は終わっていました・・・汗。審判としてはゲーム前に、遅くてもゲーム中に氣付いてなくてはいけないのですが、チャンネルが合っていない状態だったことは悔やまれます。。。)
ここにも震災の影響が残っていました。しかし、大会を無事やれたことで一歩前に進めた氣がします。

あちこちのチームで先輩たちが活躍していました。勝ち負けよりも続けてくれていることが嬉しいです。

さて、高校生の大会が終わっていよいよ中学生小学生の大会もすぐそこです。

意地

2011年05月13日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
今日も昨日の続きで、チームOFとかやりたかったですが・・・
中学生はノルマの3メンがあります。
これが、終わりません。
ノルマ達成出来ない時のダッシュもありますが、なぜかダッシュを選択せず、3メンをひたすらやります。

あまりに長い3メンで見てるのも飽きて、自分のトレーニングがてら、何年ぶりかの3メンを披露しました。

結局、練習終了間近にやっとノルマ達成。
本来やるべきだったアウトナンバーをさらりとやって練習終了です。
ダッシュした方が楽だったと思いますが、
『やり遂げるぞ!』
という意気込みと、意地を見せる選手も出てきて、少し変わってきたかもしれません。

よりバスケット

2011年05月11日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十三

久しぶりの小学校の体育館です。
あちこち体育館も復活し始めました。まだまだ完全復活とは行かないですが、連休も過ぎたら急に世間が普通に動き出したような氣がしています。
現状に慣れて立ち止まっていなくなったような感じです。

しかし、良い慣れもあれば悪い慣れもあります。
小雨の振る中体育館に集まった選手たちは送り迎えですが、車から体育館まで雨にあたります。
『雨にあたるなって言ってっぺ』
の言葉も慣れっこには届かず「えへへへ」と笑ってごまかします。
誰も5年後10年後20年後に待つ悲劇が自分に降り注ぐとは思っていないのは、ある意味明るい未来を思い描いている子供たちの姿でもあります。
裏を返せば大人はその明るい未来を現実になるように、安心な未来を手渡すために今やるべきことやらないといけないと強く感じます。
雨にあたらないことマスクを付けさせることは大人の責任です。

さて、バスケットも無事大会が開催される流れが見えてきて、あちこち大会へ向けての話も出てきて、練習試合の話もあちこちで聞きます。大会が近くなってきました。
大会に向けてよりバスケットを高度にしたいと思い個人の1on1の強さ、チームOFの強化を測りたいと練習します。

ばたばたと走り回ったわけではないですが、大切なことをたくさんやりました。覚えてくれていると言いのですが・・・。

原発事故・内部被曝について

2011年05月10日 | おまけ
長いですが読んで損はないです。
http://getnews.jp/archives/107185

以下見れない人のために、全文コピー載せます。
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菅谷昭(すげのやあきら)さんは、元医師であり、現長野県松本市長です。チェルノブイリ原発事故の放射能汚染により小児甲状腺ガンが増えていた東欧ベラルーシ共和国の国立甲状腺ガンセンターで医療支援活動をおこなってきたという経験をお持ちの方です。

医師として放射能汚染と対峙してきた菅原さんが、市長会見にて記者の質問に答えるという形で今回の福島原発事故について述べておられますので、その部分を抜粋して転載させていただきました。内部被曝(ないぶひばく)について、そして、5年10年先を見通した対策を訴えかけておられます。内部被曝に関する議論の際参照しやすいよう、現在話題となっている上記部分についてのみ抜粋して記事化させていただきました。コメントなどは記事下のコメント欄へお願いします。

===(ここから 転載)===

【記者】
 東京電力福島第1原子力発電所の事故に起因する、放射能汚染というのが、ほうれん草であるとかクキナであるとかそういったものを出荷停止というような確か報道だったと思いますけれども、そういったようなことも現実的におきてきて、市長が以前お話になっていた土壌汚染というのが現実的なものとなってきたのですが、実際にですね、果たして内部被曝というようなことも市長おっしゃってたのですけれども。
 そういったものをですね、はたして食べても安全なのかどうなのかというところが少し心配になってくるのですけれども、市長のチェルノブイリで医療支援活動された経験から、その辺のご見解をもう一度伺えればいいなと思ったのですが。

【市長】
 はい、それでは今の記者のご質問ですけれど、私ずっと常々というか最初からこの件に関しては、報道の皆さんにも場合によっては社が違う場合かもしれませんけれども、私の言葉として表現されているのは、とにかく核の事故という、放射線の事故というのは最初からある意味では最悪の事態を想定したかたちで先手、先手として手を打っていく事が大事じゃないかといことは、私が5年半の経験をもとに日本に帰ってきてからそう思っておりました。

 しかしそういう中でまさかこういう状況になると思っておりませんでした。

 それは私、皆様のご質問に対しては、一つは20キロの避難ですけれど、できれば30キロまで広げたほうがいいのではないのかなということを申し上げ、あわせて予防的に無機のいわゆるヨード剤を投与しておいたほうがいいんではないのかなということも申し上げましたし、場合によっては避難ではないのですけれど、やはり50キロ位、チェルノブイリの場合だと30キロゾーンは人が住めないわけですけれど、チェルノブイリと同じにしてはいけないのですけれど、そしてできれば50キロ位までの範囲っていうのは注意したほうがいいのではないかなと。それくらいやはりいわゆる大気汚染が広がるよということを申し上げたとこでございます。

 それからまた特に乳幼児とか妊産婦に対してはヨード剤の予防投与ということは、これはまさに内部被曝の問題なんですよということを申し上げきたんですね。

 どうしても政府を含めて皆さん方は外部被曝のことだけを取り上げているので、そうではなくて皆さん3つの点に注意してください。

 一つはマスクをしてください。なぜマスクをするかというと、汚染されていて、これに浮遊している放
射性の降下物が鼻から気道ですね、気管をとおして肺に入ってそれが吸収されて血液の中入って体に蓄積されるということですね。

 それから二つ目は肌は露出してはいけないということ。これは皮膚からですよね。いわゆる吸収されて体の中に入ちゃいけない。

 もう一つは口から入るっていうこと、この三つなんですね。

 ですから経気道的、経皮、皮膚ですね、それからもう一つは経口的なんですよ。この三つが経路になっているんです。

 ですからできるだけここに取り込まないようにってことを言っているのです。

 取り込まれたらどうなるかっていうと、その放射性物質が放射性ヨードであり、セシウムであり、ストロンチウムであり、プルトニウムであって、それらが入ると大変なことになりますよ。

 これは今じゃなくって5年、10年、30年セシュウムとかストロンチウムの半減期が30年ですから、放射性ヨードの半減期は1週間ですけれども、そういうようにですね、取り込まないようにって言っているにもかかわらず(編註:単位の話につきカット)、今回のほうれん草の場合でも日本の基準で2000ベクレル/キロですよね。/リッタ―という事でいうと倍になっていて、そういうなかでもってそれを要するに食べてもいいかって言われたら、語弊がありますが、できるだけ口にしないほうがいいだろうっていうのは、これは現地行った者としては、本当に言いたいのは子ども達やあるいは妊産婦、胎児の命を守るという意味でいったら5年とか10年、チェルノブイリでもって甲状腺がんの子どもが増えたのが5年後なんですよね。

 5年後から出てきているんですよね急激に。そしてその事故前の時の子どもの発症率というのは100万人に1人か2人でこれはチェルノブイリのとこも同じなんですよ。

 それが汚染地になるとそれが100倍になったり、ひどい時には130倍ですね、ゴメリ市なんか。

 だから将来のことを考えれば、これは本当に申し訳ないけれど、作っている方々に。しかしこれはそんな事を言っても色々ありますけれど、風評ではなくて事実として、これはやはり押さえておかなければいけないと私は思って、パニックでなくて国民も冷静に聞いてくれて、そして今の時期は食も少しひかえてもらうということ、そのためにも早くに放射性ヨードをやらないと、もう入ってしまったら終わりなのです。

 私はですから前から予防適応しておいた方がいいですよって、みんな今政府においては後手後手ですよね。

 避難している人たちも放射性ヨードっていうけれど、もう避難しているわけですから、避難中に被曝して入ってしまえばいくら後でやっても遅いのです。

 そういう事がちっともわかっていないってことが、きわめて残念だってことを申し上げたいですね。

 ですから原発のあそこの今の状況は、是非ともこれは国をあげ、それから海外の力を借りてあそこをとにかく消火する。

 外に放射性物質を出さないってことは最大限やってほしいのだけれど、私はもう一つもう一番最悪であった土壌汚染ということは、これまさに環境汚染。水も汚染ですしそれから食物も汚染、これ出てしまったんですね。 

 ですから次は経路汚染、経口的になるからだから取り込まないようにするってことは当たり前のことなんですけれど、それが抜けちゃっていることで「安心、安心」って放射線1回浴びることは、そんな問題ではないですよね。

 あれは外部被曝なんですよね。皆さんだって検査された時にエックス線浴びるわけですよね。それは1回だけですよね。そうじゃないんです。入ったものは沈着して抜けない、そして今やこれからのことは、いわゆる放射能沈着という表現しますけれども、放射線降下物、フォールアウトですから、今舞っているのが下に降りますから、落ちると土壌が汚染されます。

 当然土壌とそれから水だって汚染されます。一方で葉物ですよね。葉っぱの上にやはり降下するわけじゃないですか放射性物質が。で、それを牛や羊が食べるわけじゃないですか。そうするとそれが放射性物質が今度はお乳の中にでるわけですよね。

 そのお乳を人間が飲むわけですよ。これがいわゆる食物連鎖というわけですよね。

 またその土壌の中に落ちたというようになると、そういう食べた牛やヤギが糞とかおしっこを出します。ここに放射性物質が溜まりますから、それがまた地面、土壌を汚染するこれ悪循環、これ食物連鎖やってるわけです。

 また汚染された土壌からは今度はセシウムのような物がですね。今度は葉物じゃなくてようするに根菜類ですかね。根からまた吸収されますから、特にセシウムなどは消化管からほとんどが吸収されるってこともわかっているわけですから、それから放射線なら甲状腺に集まってしまうわけですから、ですからそういうことが事実としてとらえてですね、やはり報道していくのは国からもいかないと、単に「冷静に行動してください」とか、なんと言いますかね数的なもので被曝がこうでじゃなくて5年、10年日本でやはり、だからもし将来ですね、わかりませんけれど悪性の新生物が日本で増えてきたような状況の時にはいったい誰が責任とるんでしょうかね。

 だからそういう意味で今言ったように、できるだけ放射性物質を体に取り込まないような注意をお互いにしていったほうがいいのではないかな、というようなことであります。

 そういう意味でも今後全国でも食品に対しては多分汚染の状況をチェックしてくださいという言葉がいろいろ出てくる思います。

 心配ないものは本当に食べていいです。私自身は汚染地でジャガイモを食べたり人参食べたり玉ねぎ食べたりやってきていますけれども、できれば大人はまだいいですけれども、これから生まれてくる子どもや、あるいは小さい子供というのはそういうことの無いようなことをしてあげなければいけない。

 そこで放射能の許容レベルは、先ほど記者が言われたように、これは許容レベルというのはあるんですけれども。

 例えば事故の時にポーランドでは、事故から4日目なんですけれども、国の命令ですよね。

 それで乳牛に新鮮な牧草を与えることを全国的に禁止しているんですよね。

 それから100ベクレル/リッターということは100ベクレル/キログラム以上の汚染ミルクを子どもやあるいはまた妊娠、授乳中の子どもが飲むことを禁止しているとか、4歳以下の子供は原則として粉ミルクを飲ませる。

 この時は急きょ粉ミルク不足の分はオランダから緊急輸入をしている。

 それから子どもや妊娠、授乳中の女性はできるだけ新鮮な葉菜類、葉物は摂取を控えるように指示している。こういうふうに対策をとったんですね。

 ですから今回の場合に、これが1000ベクレルですから、ほうれん草なんか4000ベクレルですから、そういう意味では、やはり残念だけれども、特に生産者は本当に気の毒ですけれども、子どもたちの命、将来のことを考えれば、この場は政府が最大限に保証してあげるということで、しばらく汚染の状況が安全のところまで行くまでは、それはミルクもそうですね。

 これは1987年ということで、1986年が原発の年ですけれど(編註:チェルノブイリ原子力発電所事故が発生したのは1986年4月)、1987年ヨーロッパの食品の放射能の限度というか安全許容量を出しているのが、有名なネイチャーという雑誌に出ているんですけれども、これは乳製品だと、これはバターとかミルクとかチーズとかアイスクリームとかはセシウムは1000なんですね。ヨウ素が500なんです。ストロンチウムが500、プルトニュウムが20ベクレル/キロです。

 乳製品以外の食品というものがありまして、これはそれ以外のものですね。これがセシウムが1250、ヨウ素が3000、ストロンチウムが3000、プルトニウムが80。

 それから飲料水がセシウムが800、ヨウ素が400、ストロンチウムが400、プルトニウムが10ということで。

 また家畜の飼料は、セシウムが2500と、このように一応基準は設けてあります。

 多分これに準じて日本の場合もこうやってあるんだろうと思いますが、きちっとしたものは無いんですけれどね。

 各国違います。しかし大体この一つの基準というのはあるわけで、どれがいい、どれが悪いんじゃなくて、ご承知の通りチェルノブイリだってあそこの30キロゾーンでなくて100キロ以上離れたところで、ホットスポットって言いまして、ある場合には雨の状況で、日本は雪ですけれど、それによってはフォールアウトが、ある所に集中的にポンポンと点状に落ちる。だからそういう所で生産されたものというのは当然汚染されるわけです。

 そういう意味で今回私も意外だったのは、茨城の方で高濃度って何故かって、これは当然大気汚染であちこちに汚染された大気があるわけですから、その中に雨が降って雨の粒の中に、私が前に言ったように「雨とか雪は注意した方がいいですよ」と言ったら、雪が降ってしまいましたけれど、そういうのはやはり放射性降下物も含まれて落ちるわけですから。

 そういう所、残念ですけれど、そういう所の場合は可能性はあるということを、一応私は、皆さんをパニックではなくて「こういう事実がありますよ」ということを知っておいてもらった上でもって冷静に対応してもらうって、こういう表現をしていかないと、ただ単にエックス線で当てて1回でこうだとか、そういう外部被曝のことを言われるので、これは私は、もしかしたら菅総理大臣が自ら国民に向かって「こうなんだ」って、とにかく子ども達や、あるいは妊産婦を含め胎児たちの命を守るんだと、将来のことを考えて、ということを言わないと、私はいけないと思っております。

 これは誤解なきように、皆さん方ある言葉だけを出されますから誤解されて、私いつも言われてしまうんですけれど、そうではなくて、もし心配だったら全部出してください。

 そうでなかったら出さないでください。それくらいの私は皆さんに今、私自身がチェルノブイリで経験したことをお話ししているわけですから、決して政府を批判ではないんですけれど、事実としてとらえてほしい、しかも国民の皆さんは落ち着いてくださいと、こういう事があるけれども、安心なものは食べていいですからということで私は申し上げております。

 私自身も5年も汚染地で向こうの人と同じものを食べてきたわけです。

 だから、実際に言えるのは甲状腺のがんに関して放射性ヨウ素がこんなに高いのに、昨日の長野県の、今日の報道を見ていますと、その4000ベクレルじゃないですけれども「ほうれん草を洗わないで500グラム食べても安全だ」というそういう県からもしメッセージを出しているようでしたら、報道を見た限りですけれど、これが事実であれば大変な事を言っているなということで、やはり相談にのる人も慎重な答をしていかないと、安心安全と言っても新聞の社説によっては、安心安全冷静ということは、もっと具体的に出してもらわないと私わかりませんよというのは、私はあの通りだと思うんです。

 内部被曝の問題は一切出してないし、食物連鎖の話も一切出してないです。

 しかも5年10年先のこと出してないですね。

 私はそういうことも出していかないと、国民がうんと不安に思うから、敢えて今日は申しあげたところでございます。

 是非とも報道の皆さんも、ある意味では刺激的なタイトルで出す。それはやめてください。私は事実を申し上げただけでございます。

 皆さん、全部出してください。出さないから、そこだけ取っちゃうから読んだ市民が非常に不安になるから、今日お願いしたいのは書けないんだったら出さないでほしいということ、皆さんの中でご理解いただきたいとこのように思っております。以上です。

【広報国際課長】
 他にあるでしょうか。よろしいですか。以上で記者会見を終了させていただきます。

【市長】
 ありがとうございました。

===(ここまで 転載)===

※この記事は、松本市の市長会見議事録を抜粋転載させていただいたものです。詳しくは元の議事録をご覧ください。
※明らかな誤字は修正しました。また、適宜改行や太字などを入れました。太字箇所は、記者が重要だと感じた部分であり、転載元には太字での表現はありません。
※上記以外は手を加えておりません。


連休最終日

2011年05月08日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十二

連休最終日です。昨日スタッフがいなくて急遽休みになったちびっ子にガンガンやってもらえるようにコーディネーションドリルやいろんなゲームを多めにやって走り回ってもらいました。
途中から中学生と6年生は、珍しく休み返上で部活をしている中学校へ試合に行くことになりました。
現在練習に来ている中学生も練習には来ていない卒団生もいる中学校への試合は、いろいろな刺激になり面白かったようです。
『久しぶりに見たけど6年生うまくなっていてびっくりした』
花道君が開口一番そう言っていました。
ゲームの詳しい内容は聞かなかったのですが、いい刺激を受けていたことは顔つきで感じました。

残った5年生以下はバンバン走って練習しました。
5年生は先輩たちがいない中、氣配りや集団での考え方を考えてもらいました。バランスの取れるチーム選手になってほしいものです。
4年生以下は細かくパスやシュートでいつも以上にきっちり約束事を守るように練習しました。
話が聞けない、キョロキョロしてしまう低学年、そのたびにダッシュをしました。最後の反省時までダッシュしました。
休みの分を取り返すくらい走り回ってもらいました。

覚悟

2011年05月07日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百十一

大型連休も大詰めの土曜日練習試合でした。

今バスケットが楽しいし、面白くなっています。
私がそう感じているのですから、子供たちはなおさらではないかと思います。それは聞く姿勢にも表れています。
しかし、本当の戦いはこれからで本当の楽しみもこれからです。
もちろんその前に苦しい涙も味わうことでしょう。それを乗り越えて得られるものであるのですが、それを乗り越えるための覚悟がまだまだ見れません。

一試合目、立ち上がりが良くありません。
肩の故障でメンバーが変わっているとはいえ、しまりがありません。
そして二試合目を終え、最終ゲーム。
久しぶりに私に、しかもマジで言わせた台詞『○○すぞ』
それが出るくらいしまりのないゲーム運びです。その後は同じ人?と疑いたくなるくらい良い動きします。
氣持ちがだらけていると言うのでしょうか、氣合いが入るのに時間がかかると言うか、入ったりはいらなかったりです。
本当の強いチームになるにはここが問題です。

これから戦わなければ相手は強い強力なDFだったり、めちゃくちゃ能力の高い子が切り込んできてシュートを撃つチームだったりします。それを相手にするためにどうするか?
中途半端ではやられて終わりです。

フリースローは子の間もそうですが相変わらず入りません。
これを修正しようとしないなおして来ないところにも覚悟がないことがうかがえます。