須賀川から銀河へ

須賀川西バスケットボールスポーツ少年団の過去の記録
2024年4月から管理者個人の記録になります

新潟遠征

2011年05月04日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
その五百九、五百十

以前福島県の審判員だった友人が転勤で今は新潟県で審判活動をしています。新潟国体でも笛を吹いた友人は、新潟県でも顔の聞く審判員で先月
『震災で練習もままならぬが、試合も出来るよな感じじゃない。ミニバスのチーム紹介して』
とお願いしたら、すぐに遠征が決まりました。しかも宿の手配までしてくれて、至れり尽くせり、子供たちはバスケット三昧で良い連休を過ごしました。

前回同様にこの時期福島県の外に出ることはいろいろ心しないといけないと選手に伝えましたが、試合後のベンチをそろえるなど氣配りもできるようになったチームは、コート上でも大暴れ。
「まだいろいろ大変でしょうが、がんばってください。何かあったらまた来てください」
「良い勉強になりました。またお願いします。」
と、対戦したチームの方々が決まって言ってくれました。
チームが福島県の名をけなすことなくプレイしていた証でもあります。

被災当時のこの日誌にも新潟の情報は載せましたが、新潟県もとても好意的に福島県の避難者を受け入れ親切にしてくれています。今回も皆さん親切にしてくださいました。本当にありがたいことです。

さて、今年のチームはベンチで笑いが出るチームになっています。しかも切羽詰ったこの場面で・・・?
キャプテンが早々と3Qで5ファール退場で、この機会に
「スタメン奪ってしまえ!」
と、言うとギャグも出てそれほど落ち込まずその後もプレイします。
粘っていましたが、最後は投げやりプレイが出ていまい唯一の黒星でしたが、おかげで課題もはっきりと浮き彫りになったし、キャプテンいなくてもゲームになる自信もつきました。

5年生だけで戦い最後はノードリブルゲームもやって見せたり、成長しているのがわかります。
1点差を争うゲームがなかったのが残念でしたが、緊迫した空氣もあったりバスケットの醍醐味を感じました。

6年生はシングルの部屋割りの宿でした。これも良い経験でした。一人で寝れない6年生も予想通りいましたし、バスケットだけじゃなく生活の中でまだまだ成長しなければならないことはたくさんあるようです。

さて、ゴールデンウィーク最後にまた試合が控えています。
体調整備も含め5月5日は休みです。
『子供の日だからこそ日ごろの感謝を込め大人にご奉仕』
が、宿題です。
週末も暴れてくれることを期待しましょう。