ホイットマン・レクイエム

2008-10-20 | コンサート

前回、首都圏で演奏されてから20年以上になる。

期待していたがどこかちぐはぐな演奏。このちぐはぐさは、合唱指揮の大家の演奏によく聴かれる。最初の1音から巨大な音に驚く。モニュメンタルな作品かもしれないが、ドラマティックではないと思っていたためだろうか。

(特に合唱の)演奏の精度は比較にもならないが。 すっと、フレーズを流していくかのような合唱も違和感あり。共感や理解が不可欠とは思わないが、言葉にはそれなりの重さのようなものがあろう。

(未完)


トゥーランドット

2008-10-01 | オペラ

急遽思い立って新国へ。

やっぱり、こいつは難しい。

イタリアものとしてはほとんど例外的に聴く事のあるオペラのなんだけれど、演出が必要なのか? 今回も、工夫していたけれど、リュウの死でいかに終結させるかになっていなかったか?

キャストは日本勢総崩れ。ほとんど声が無い。浜田を高く評価する人は多いが、これまで良かったためしがない。次回に期待していいのか。

標題役はやんちゃな時と乙女の時で差があり過ぎで美質は後者にありそう。

個人的には重すぎるが、カラフの一人勝ちか。

合唱はそこらの録音よりよっぽどうまい。

独逸語で演奏会形式は無理…だろうな。