新国:くるみ

2011-12-17 | コンサート

パゴダでバレエに魅了されて、ということでは全然なく、ここのところ、チャイコでいい演奏を聴いた(ヴァイオリン協奏曲、悲愴 ともに読響)ことと、大井剛史の指揮ということで、新国へ。

じいさんの指揮するジャガイモあたまのシンフォニック・コンサートなんぞと違い客席が華やかなのはいつものこと。バレエの方はまったくわからずなのも変わらず。でも、踊りの最中にも頻繁に拍手が入る。まるでフィギュアスケートのよう。音をメインに鑑賞するには、ちょっと。。。カーテン・コールで最後に出てくるのは(指揮・演出・衣装等を除く)クララだと思うのだけれど、金平糖だったような。なにが正しいってのはないとは思うけど。

オケは金管を中心にちょっと粗かったか?

「フィレンツェの悲劇」(と「スペインの時」)

新国のオペラ研修所公演(3/9~11)に期待。


三木稔

2011-12-08 | オペラ

作曲家、三木稔がなくなったようです。

オペラの作曲家としての印象が強く、そこまで、聴衆に歩み寄ってこなくともいいのではと思うシーンがあったりもしますが、サーヴィス精神が旺盛だったのでしょう。新国はなぜ三木に委嘱しないのかと憤っていたこともあったのですが、愛怨が最後のオペラとなったのでしょうか?

これから、どこへ向かうのか期待していただけに残念です。

合掌。