カルティエ=ブレッソン展

2007-08-12 | 写真

好きな写真家といえば海外では、キャパとブレッソンとアダムスといったところだろうか。

今月いっぱいだと思っていたら12日までということで急遽竹橋へ。

ブレッソンってそんなに有名だったか?この暑さのなか会場は予想外の混雑。

興味深いのはやはりヴィンテージプリント(以前はオリジナルプリントと呼んでいなかったか?まあ、知らないうちにピリオド楽器と呼ばれていたようなもんか)。必ずしも撮影年にプリントされたものではないだろうが、定着ムラなどもなく美しい。ヴィンテージプリント以外の展示された作品では、一部にスポッティングされているものもあったが、あれって点で修正するもんだと思っていたけど、面で塗りつぶされていた。

70年も前に撮影された写真はピンボケもの、ぶれてるもの、フィルム現像のミスもあるけど、問題はそこではないんだと実感。デジタルの一眼は勿論オートフォーカス(マニュアル・レンズを着けてもフォーカス・エイドが使えるのだが、ファインダー自体がマニュアルでピントを合わせるように作られているとは考えにくい)だし、VRレンズを使っている。この組み合わせなら、ほんの僅かな光でもきっちりした写真をとることが出来る。これは従来の概念ではありえないことではあるのだが。

久しぶりに暗室作業をしたくなったなあ。

近美は随分と久しぶりだったが、以前の面影まったくなし。

近代というのが随分遠い昔になったようだ。


松村禎三

2007-08-08 | 音楽

Victorから昭和56年発売された「松村禎三の音楽」がレコードアカデミー賞を受賞したとで、毎年暮れにFM東京で放送されてた番組で聴いた「軽太子の歌える2つの歌」が強烈に印象に残ったものの少ない小遣いでは5枚組のLPを買う余裕が無かった。

Matumura

本日某オーディション会場で、伺ったところによると、体調を崩し入院していたのだが、退院の日も決まっていた。新聞発表では肺炎となっているが、直接的には食べ物を詰まらせたとのこと。

合掌。

p.s.ことしは、「コジ」です。