NNTT:ウェルテル

2016-04-16 | オペラ

この情勢下に後ろめたさを感じつつ、初台へ。

マスネはもっともっと接する機会が増えていいと思ってはいるが、いざ上演されるとなるとなかなか・・・。今公演は、指揮者や歌手の変更が相次ぎ不安な面もあったが、曲、演奏、演出がきちんと揃った印象。外国人歌手との差に閉口することも多いが今回は童声を含めて問題なし。演出も奇を衒うことない。ここまできちんとハマると空恐ろしくもあり優等生すぎて面白味にかけたかもしれないが、なにせ原作が原作なので。。。

「ノートルダムの曲芸師」を観たいという望みのかなう日はくるのだろうか?


下野・読響 霊魂不滅の啓示

2016-04-14 | コンサート

フィンジ作品としては大規模な作品。繊細、内省的といったフィンジらしさのようなものとは少々異なる曲。流石の下野も手こずった感あり。オケ、合唱が飽和気味に響き、美声のソリスト(声量はかなりセーブしていたように思う。声量をあげると線が太くなりすぎるのかもしれない)をマスクすることが多い。合唱は、ア・カペラでの豊かな音量を基準にしたのだろうが。。。
小合唱+小さい伴奏で聴いてみたいものだ。

下野が今年度で読響のポストを去るのが残念。

帰宅すると、熊本で地震。被害が心配。