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荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

荒川河川敷グラウンド改修工事と塩カル

2020年04月29日 | 散文

昨秋の台風19号で溢水に覆われた河川敷グラウンドの改修工事がまだ続いています。結構時間が掛かるものです。ショベルカーやブルトーザーが働いている向こうが真っ白です。何だろう?

 

隅に空き袋が沢山集められています。白いグラウンドと関係がありそうです。

 

ダンプカーの荷台が白いので、あれで撒いているように思います。

 

正体はこれですね。塩化カルシウム(CaClⅼ2)です。塩化カルシウムは食塩(塩化ナトリウム:NaCl)の親戚のような化合物で、融雪剤に使われます。グラウンドが冬でも使えるようにしているのでしょうか? また塩化カルシウムの副次作用として、毒性は低いのですが植物に衰退作用を与えます。ということは、凍らなくて雑草の生えにくいグラウンドを造ることを目的としているのでしょうか?

 

河川敷グラウンドは、サッカー場や野球場など幾つもあります。この広さです。

 

ここの野球場にも散布されています。あのダンプカーで、こんなに上手く散布できるものだと感心していました。

 

隣のグラウンドに行ってその理由が分かりました。ベンチで休憩中の作業員です。皆トンボを持っています。ダンプカーが撒いた塩化カルシウムを、トンボで均しているようです。こんなに広大なグラウンドを手作業で作業するのは大変です。腰の悪い私にはとてもとてもできるものではありません。

こんな苦労をして改修しているグラウンドです。早くコロナ騒動が収まって子供達の歓声を聞きたいものです。

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