荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

新福寺は「鐘つき料」徴収の寺

2022年03月28日 | 散文

白山の路地を走っていたらお寺に行き当たりました。「新福寺」です。

 

例によって案内板を探します。有名人の墓に出逢ったりします。案内板が無ければ素通りします。有りました。えっ!?「鐘つき料」を取ったりしてたの!? 

 驚きました。お寺って、そんなことをしてたの? 初めて知りました。えっ!後の五代将軍からも徴収したの!? 凄いね!

 

これは訪問する価値があります。

 

 

お参りします。

 

この鐘で時刻を教える代わりに、近隣の家から鐘つき料を取ったのですね。

 

隣りには森が茂っています。

 

・・・これがいわゆる、寺の「飯の種」だったのかあ。

 

じっくり見ました。

 

 

爽やかにつつじが咲いています。

 

隣は「小石川植物園」です。

なるほど、時を告げる鐘がよく聴こえたでしょうね。鐘つき料を徴収して更に、後の将軍徳川綱吉の日々のスケジュールに影響を及ぼしていたのですね。改めて思います。東京下町は、さりげなく奥が深くて面白いです。


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