荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

東関部屋の最後の姿

2021年03月30日 | 散文

一昨日に照ノ富士が優勝しました。勝負事に栄枯盛衰はつきものとはいえ、東関部屋が廃止されるそうです。前師匠の元潮丸が急逝したときに、相撲協会理事長の八角部屋が力士を預かる話がありましたが、急遽元小結高見盛が師匠として部屋を存続しました。

 

そのとき、高見盛は独身なので弟子の世話が大変だろうな、相撲部屋には女将さんが必要だよね、と思っていましたが、この3月一杯で廃止になるそうです。聞けば、高見盛は1年に限って師匠をするとの約束だったようです。結局、師匠のなり手がなくて、八角部屋に高見盛もろとも吸収されるそうです。

 

さて、ここ葛飾柴又の土地は区から50年間有償貸与されていたものです。「寅さん」亡き後、区の観光興伸を図っての貸与であり、先の東関親方は帝釈天の表参道で優勝パレードをすると応じた、と聞いています。僅か3年の相撲部屋でした。区も力士も空しいですね。

 

自転車がありますが、もう皆退去します。

 

こんな新しい建物をどうするのだろう?

 

誰か師匠になる人はいないのだろうか? いないから廃止するんですよね。なんだかなあ・・・。

そうだ!別の親方がこのまま借りれば良いではないか!葛飾区も異存あるまい。


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