荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

今治城再訪ー3

2015年12月28日 | 散文
「城壁上を歩く」

天守閣へ向かいます。


城壁上を歩きます。


生家方面を見ます。
正面に太平記の舞台である瀬田山・笠松山が見えます。
その左前方の唐子山と右前方の霊仙山には今治藩の砦が置かれていました。

今治藩南の守りの要です。
そのほか玉川や朝倉にも城跡がありますが、今治藩との関係は分かりません。
これから勉強します。

最後の守りは、海水を引き入れた内堀です。


城壁にサクはありません。

ちょっと怖いです。

藤棚の紅葉が残っていました。
ここには昔、動物園がありました。

小鳥小屋にその名残があります。

随分永い期間、堀には貸しボートが浮かんでいました。

高校生の頃のデートの場所でもあります。

大きな楠木が城壁の上に生えています。

石垣が崩れないか心配です。

堀の向こうに廃校になった中学校が見えます。
少子化の影響です。
ここは漁師の子弟が多く通っていて、私の母校も漁師町にありました。

漁師は気が荒く喧嘩っ早いのが常で、両校はお互いをライバル視していました。
私の同級生はここ「吹き揚げさん」に遠征して、ここの中学校の番長と決闘をして負け、鼻血を流しながら自転車を漕いで帰りました。

「皇太子殿下御野立之所」碑がありました。
大正11年とありますので、昭和天皇の事ですね。

「野点」ではないのか?と思いながら歩きます。

名残りの紅葉越しに天守閣を見ます。


城壁を下りて天守閣の方へ歩きます。

次回に続きます。

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