荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

大使館を訪ねて-11(スウェーデン、スペイン)

2016年03月30日 | 散文
大使館の散策を始めてからTVや新聞で当該国のニュース等に接すると、訪問した大使館の映像が浮かんできます。
そうすると、情報媒体からの言葉や文字や映像の情報に、知識として持っている当該国の国情と、脳内にある大使館の映像情報が加わって、より一層理解が深まるような気がします。

「スウェーデン大使館」
六本木の東端にある大倉山の丘の上にあります。
個性的な建物です。


開放的な大使館のようです。
この門の中のベンチで、イズミガーデンの剪定作業をしている人が休憩していました。
勿論警備の人は居ません。

この写真を撮っている時、熟年の外国人男女が通り掛かったので撮影を中断すると、彼らは立ち止まって「どうぞ」と手で示して、撮影を優先してくれました。
撮影を確認した彼らは、微笑みながら館内に入って行きました。

彼らは大使館職員だと思います。
国を代表する職員の、作為のない自然な笑顔です。
開放的な門前の体制と相まって、私はその場でスウェーデンファンになりました。
北欧の紳士・淑女の国です。

これからは、オリンピック等の国際大会で、必ずこの国を応援します。
このように、職員の対応一つで、その国に対する印象が左右される事もあります。

道路の向かい側は、イズミガーデンに続く緑地があって、


泉屋博古館がある、雰囲気の好い場所です。

もう一度訪れたい環境です。

「スペイン大使館」
スウェーデン大使館の斜め前にあります。


スペインの紋章です。


正門の風景です。




「情熱の国スペイン」から個性的な建物を想像していたのですが、拍子抜けするくらいオーソドックな大使館です。

ある意味「ザ大使館」です。

スウェーデンとスペイン両大使館の間の道路はホテルオークラに通じます。

そんな場所です。

・・・次回に続きます。

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