荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

夏目漱石碑が戻った金華小学校

2024年02月09日 | 散文

随分永い工事でした。もうすぐ完成です。新しい「金華小学校」です。小学校らしくない建物です。

あ⁉ 横断歩道を渡ります。

石碑が復帰しました。工事の間、何処かに疎開していた夏目漱石碑です。以前とは違う場所に戻りました。こちらがメイン通りの「金華通り」です。

「先輩 夏目漱石 略歴  慶應3年1月6日、牛込に生る。金之助と命名。市ヶ谷小学校に入学後、金華小学校に轉ず。同校卒業後一橋中学校に入り、同校卒業へずして退き、二松学舎に入りて漢学を学ぶ。(大正4年『新小説』より)  明治23年東京帝大に入学。正岡子規と交わり俳句と漢詩を作る。同28年、松山の中学校に赴任。同29年、熊本第五高等学校教授となる。同33年、ロンドンに入学。同36年、帰朝。東京帝大講師となり、英文学を講義。  同38年、処女作『吾輩は猫である』を発表。同40年、講師を辞し、朝日新聞社に入社。  大正5年12月9日逝去。50歳。 

主な作品 ・坊ちゃん  •草枕  •虞美人草  •三四郎  •それから  •門  •心   •道草  •明暗   卒業記念  第一・4回卒業生一同  」

こうして書き留められると、凄い作家です。教科書に載ったこともあって、10代に上記の全てを読みました。全て心に残っていますが、高校生で読んだ「心」を印象深く覚えています。

校舎の西側猿楽通りの路地に行きます。

以前漱石碑が有った場所にはこの碑が坐しています。

校門にはまだ校名が出ていません。

背後の丘には明治大学です。

校門の右手には、午前10時から、午後2時過ぎても行列ができる「うどん丸香」です。

ちょいと気になっています。


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