荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「がんばれ伊勢ヶ濱部屋」

2021年09月12日 | 散文

昨日朝の伊勢ヶ濱部屋です。場所前ですが、普段と変わった様子はありません。

 

ただ、玄関前が変わりました。この場所はよく変わります。休憩所になったり、自転車置場だったり、柑橘類の木があったり、蝸牛の置物があったり、、、今は盆栽が並んでいます。師匠は盆栽を始めたのでしょうか? 先日還暦を迎えたらしいです。照ノ富士が横綱になったのと合わせて、心境の変化があったのでしょうか? いや、違いますね。大事な盆栽はこんな場所に置かないですね。まだまだ弟子を鍛えますね。

 

部屋の裏側です。1階が稽古場です。中から力士の稽古する音と声が聞こえます。場所を明日に控えて意気が上がります。この部屋はよく稽古すると言われています。いつもより長い稽古時間のように思います。

 

私はずっとこの部屋を応援してきました。小さな体格で努力する日馬富士の時も応援しましたが、特に、照ノ富士が1回目の大関になったとき、すぐに横綱になると思っていました。それくらい、他を圧倒する体格と実力と勢いがありました。ところが、膝を怪我して、糖尿病になって、番付が序二段まで落ちて、私はもう駄目だと思っていました。何度も引退させてくれと師匠に訴えて、何度も拒否され励まされて、そんな照ノ富士の話を聞いて、辛抱を重ねて復活を図る彼の姿と、指導する師匠の愛情に感動して応援してきました。ずっと、大関に復帰するよう、大関になったら、ここまで来たら横綱になってくれ、と願っていました。やんちゃだった若者が、言動が謙虚になりました。試練を経て成長しました。横綱に相応しいと思います。あれだけ努力する姿に勝負の神の加護を願いました。縁もゆかりもない他人をこんなに応援したことはありません。横綱になってくれて、もう、私は満足です。

・・・でも、横綱でも優勝してもらいたいです。そして将来、彼の親方姿も応援したいです。日本に帰化して付けた名前の名字「杉野森」は師匠からの頂きものです。

 

近くの公園に、1本だけ白い彼岸花が満開でした。今年の初物です。

 

白星みたいで験がいいです。これから沢山咲きます。

 

部屋の隣のビルにいつも出ている応援です。照ノ富士も頑張れ!

 

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2021年秋場所始まる。

2021年09月12日 | 散文

昨日の国技館前です。毎年この時期に、ここの銀杏は色が変わります。東京の中でも早く色づいて、秋の到来を教えます。いつもと違うのは、街が閑散としています。今場所もコロナ禍で力士の入り待ちを禁止されています。

 

華やかに幟が上がりました。大相撲の始まりです。

 

櫓には番付表が出ています。

 

天気は、スカッとした秋の空ではありません。秋雨の季節です。

 

ここにはいつも日本相撲協会の幟を頭に、番付順に力士の幟が並びます。白鵬が部屋のコロナ感染で休場したので、筆頭は新横綱照ノ富士です。そして、これが初めての「横綱」の幟です。

 

以下正代等の幟には肩書がありません。「横綱」とは、もう変わることの無い地位なのです。

 

正面入り口横のポスターです。「看板力士」です。

 

コロナ禍が続いても、販売する切符は有りません。相撲人気に衰えはありません。

 

両国駅前に新しい横綱像ができました。台座にはまだ何も有りません。新しい歴史を刻みます。

 

こちら、歴史を紡いできた横綱像です。

新横綱照ノ富士の活躍を期待します。

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