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荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

東京藝大奏楽堂の梅雨明け/2020年

2020年08月04日 | 散文

この時期のこの時間帯のこの景色が好きです。

 

奏楽堂の門が開いています。

 

雲の動きが激しいです。陽が陰ります。

 

陽が射します。奏楽堂の印象が一変します。

 

奏楽堂に入ったことがありません。

 

殆どいつも閉まっている門が今日は開いて誘います。

 

一度中を見てみたいと思っていました。

 

行きます。

 

コロナ対策が施されている入り口です。

 

振り向くと門の先は上野公園の深緑です。

梅雨が明けます。

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鐙坂から炭団坂へ、

2020年08月04日 | 散文

朝方の雨が嘘のようにまばゆい鐙坂です。急勾配を行きます。

 

脇道はまだ濡れています。緑が鮮やかです。

 

この路地を行きます。

 

日当たりの良い丘の上の路地です。

 

菊坂の屋根を見下ろす散歩道です。

 

丘の上はコンクリート建築ばかりです。崖の上の路地です。

 

覗き込むそこは菊坂の街に続く坂です。

 

振り返ります。菊坂の底から見上げた建設中のマンションです。

 

この丘に坪内逍遥の旧居・常磐会跡が在ります。常磐会は伊予松山藩が運営した育英施設です。愛媛県が引き継いで、平成の初期まで学生宿を運営していました。正岡子規もここで暮らしました。

「ガラス戸の外面に夜の森見えて清けき月に鳴くほととぎす」 正岡子規が常磐会寄宿舎から眺めた景色です。彼が既に喀血していた時期の短歌だと思います。

 

今はここようなマンションになっています。

 

常磐会跡の前は台地の終点です。急な崖になっています。

 

ここが炭団坂です。菊坂の底へ降りていきます。

 

説明板です。

 

坂を降りていきます。まばゆい坂です。

 

途中で振り返ります。急坂です。

 

菊坂の底に着きました。

もう少し歩いたら愛車を停めた路地です。こんな散策路です。

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